【ブアメードの血】
- カテゴリ:人生
- 2013/10/15 00:41:36
人の思い込みというのは良くも悪くも人生を左右する要素を持っていると思います。
この思い込みのエネルギーとは、実に凄いもので、あり得ないような事も時として起こります。
そんな思い込みの1つとして「ブアメードの血」と言う拷問の1つを聞いた事があります。
ある人間を縛り付け、さらに目隠しをして、そしてその人間の体の一部分を少量の出血程度の傷を負わせます。
そしてその人間に、少しずつ血がしたたり落ちる音を聞かせるそうです。
この時、実際には体のどの部分も切ってはいません。
体一部を切った様な「演技」をするだけです。
しかし、拷問をされる側は目隠しをされている為、本当に体の一部分を切られ、少しずつ体の血が抜けていく。。。と言う錯覚を起こすそうです。
そして、その状態でそのまま放置しておけば。。。
人は本当に死んでしまう。。。。
と言うお話がブアメードの血のあらすじです。
別名、ブレイン・ロック現象なんて言われている内容ですね。
この話は、実際にはどうであったか、不明な部分も多いので信憑性の方はわかりません。
ちょっと都市伝説的要素が強いかなぁ?と思います。
ただ、思い込みで色々な変化が私達に起こる事は事実だと思います。
実際に心理学的に見てこの様な「思い込み」というのは、何処まで本当に私達に影響するのでしょうか?。。。
お薬のお話で説明させて貰おうと思います。
医学の世界では、新薬開発には様々な検査方法を導入するようです。
その一つに「二重盲検法」と言う方法があるそうです。
この方法は、簡単に言うとプラセボ薬(偽薬)を飲ませて、そのデータを取ります。
勿論、被験者の方には通常の薬と変わらない、と言う事で飲んで貰います。
実際に実験の結果を見た事があるのですが、向精神薬など、プラセボ薬でも結構効果がある方がいました。
この二重盲検法の面白い所は、薬を投薬する医師にも、どれがプラセボ薬か本物の薬か不明な状態で被験者への投薬を行って貰うそうです。
投薬する医師が心の中で「この薬は本物だから効くはずだ」と思っただけで、その薬がプラセボ薬であっても症状を改善させてしまう事があるそうです。
ピグマリオン効果など、これに当たりますよね
実際に、サプリや向精神薬など、どの論文を読んでもプラセボ薬の効果がゼロ%と言うのを私は見た事がありません。
思いっきりプラセボ薬でも、効いちゃうんですね。
人って思い込みだけにかなり左右されるんだなぁ。。。と思いました。。
そう考えると「信じる事」って。。。凄く大切な「人生の課題」だと私は思います。。。
人生の課題というくらいですから、簡単ではないかもしれませんが。。。。
でも挑戦する価値はあると思います。
私自身も自信がないとこだらけなので頑張って行こうと思います。。。!
他のも、普通に面白いですけどね
昔から、「病は気から」とも言いますし。
私は、多くの書き物をする人を見ます。
ご自身では、広い視野で純粋に作品を読み書きすると言われる方は多いです。
ですが実は、ご自身が経験したなかで判断をしてしまっている方が少なくありません。
自分が知らない部分を想像できる範囲に才能はあるんですが、そこに気付けない人はなかなか伸びることはないです。
想像の世界、創作の世界はもの凄い思い込みで書いているような気がします。自分の世界を虚構から読者さんの脳内に信じてもらえる世界にするために、日々精進しています^^;