【働く条件の心理】
- カテゴリ:人生
- 2013/11/05 22:25:23
今日は、働く条件についてのお話をさせていただきます。
働く条件とは、お給料や、人間関係、または通勤距離など細かいことをあげればキリがないと思います。
仕事と言うものを、「何のためにするか?」という問いかけに対し、大概の人は生活のためにと考えているものと思います。
しかし職場に行けば、気の合わない相手もいれば辛い仕事もたくさんあります。
さらにお給料が安く長時間労働という事もあると思います。
それでもその仕事を辞めない人がたくさんいます。
逆にたくさんのお給料もらっているにもかかわらず、また、特に人間関係に問題がある訳では無いのに会社を退職するという人もいます。
その仕事を長く続けられるか、またはすぐに辞めてしまうのか、といった問題の要因は色々あると思います。
これらの問題に対し、「環境が大きく左右しているのではないか?」と言う事に着目し「ホーソン工場」という所で、工場の職員を対象に心理実験を行いました。
この実験では、休憩の時間、賃金、部屋の温度、湿度、軽食などを様々に変化させ、労働者の状況を研究しました。
当初、この研究の意図は、働く環境によって作業能率や労働者の意欲がどのように変化するということを調査するための研究でしたが、意図しなかった研究結果が出た事でも有名です。
それは、作業者の能率や意欲に最も影響するのは「人間関係」であったと言う結果です。
話を要約すると、人がその職場で意欲的に働くか、または退職に至るなどの原因は、人間関係が大きく左右しているという研究報告です。
これを「ホーソン効果」と言いました。
確かに、私の周りにも高額な年収を貰っているにもかかわらず、退職してしまった者や、逆に低賃金で過酷な労働にもかかわらず仕事を続けている知人など色々な人達がいます。
私も自分の感覚ですが、今の仕事をお金や、物理的な環境で続けられているとは感じていません。
つい最近も、上司と仕事について意見の食い違いがありました。
相当エキサイティングに言い争いましたが、その辺はお互いに心理的な事を分かっている為、次の日も気持ち良くお互いに仕事を続けることができました。
これらの条件がなければ、私は今の仕事を続ける事は出来ていないでしょう。
どんなにお金を貰っても、どんなに福利厚生や設備の整った会社であっても、人間関係がうまくいかなければ、その会社にはわずかな魅力しか残らないのではないでしょうか。
私は仕事柄、障害を持たれている方の、お仕事を一緒に探すという事もしますが、お給料や、仕事の内容と言う事よりも、まずは事業主の方と障害を持たれている方との「互いの理解度」や、「相性」などを優先しています。
なぜならば、お給料や仕事の内容を優先して就職先を探しても、やはり長続きしないのが現実です。
理解ある上司や事業主の方、または仲間と仕事ができるという事はとても大切なことだと私は感じています。
ホーソン効果という実験は、その事を如実に表した効果のひとつだと思います。
体が元気なうちはなんだかの形で社会とのつながり(人間関係等)を持つのは大切だと思う
障害者支援をなされているのですか?
さまざまの障害(個性)があるので企業が受け入れた後でも色々大変なこと有るのでしょうね。
本当にそのとおりです。
どんなに仕事量が多くても、辛いて思ったことはないのですが、人間関係がうまくいかなくなった時は、本当に辛いって思いました。退職した今、やっと穏やかな気持ちに戻ってきました。
頑張ろうって思える環境で仕事が出来るって幸せなことですよね
つくづくそう思います。
どんなに 賃金が低くても人間関係が良ければ 続けていけます(^_^)
今の職場は とても 環境のいいところでした・・・・・この間まで・・・・・
というわけで 人間関係が冷え込んできたので 求人情報誌を眺めてます。
本来なら 知恵をしぼって 前向きに 考えたいところですが、もう 今は気力がでません。
今日は ガッカリすることが いっぱいあったので なんだか シンリさんに 愚痴ってしまいました。
甘えてしまって すみません<(_ _)>
私も体はつらいけど
今ンとこ
いい感じの仲間だから
出来るだけここにいたいって思ってます^^