Nicotto Town


心理カウンセラー


【寄り道をする心理】

昔、なかなか家に帰りたがらない病院の先生がいました。


その先生の奥さんはとても優しくて綺麗な方でした。

また子供も優等生で何の問題もないように私には見えました。


しかし、その先生は、絶対と言っていいほど、真っ直ぐ家には帰りません。

その先生曰く、 「なるべく家には帰りたくない。(笑」。。。と言っていました。

何か帰りたくない理由でもあるのかと思い、機会を伺って聞いてみた事があります。

すると、その先生から食事に誘われました。

そしてその食事の時に理由を聞かせてもらいました。

「別に夫婦の仲が悪いわけでもないし、浮気とかもしてないし。。。子供も可愛いんだよ。。。。だけどねー。。。」

そして次に出た言葉が。。。「家に帰ると仕事以上の責任感があって重いんだよ。。。。 」と言う事でした。

家に帰った途端に、そこでは「一家の主としての責任」が重くのし掛かってくる。。。と言う内容でした。。。

それを、先延ばしにしたいがために、飲み屋さんに寄ったりして時間を潰しているとの事でした。。

この話を聞いた時、当時の私は「仕事が終わって疲れているのだから、優しい奥さんと子供の所に早く帰って癒されればいいのに。。。。」と感じていましたが。。。。

しかし、今の私には理解できます。(笑。。


私の場合、母親の体調が悪くなった時期に家に帰るのが非常に苦痛でした。

仕事が終わって自宅に戻ると、そこにはまた新たな仕事が待っている。。。と言った感覚でしょうか。。。

家に帰っても、「長男」として、しっかりとした自分を保ち続けなければなりません。

これでは家に帰ってもなかなか落ち着く事ができません。

しかし、寄り道をして飲み屋などに行けば、そこのお店の人が甘えさせてくれるわけです。

母の調子が悪かった時期は、私は母に非常に気を使います。

疲れてクタクタになっていると言うアピールは、体調を崩している母親には絶対に見せられませんでした。

そんな状態が仕事から帰った後に待ち構えているのかと思うと、帰宅する足も遠のいてしまいます。

人は、無意識のうちに甘えられる所には集まりますが、甘えられない場所に対しては、離れていく傾向があると思います。

なんとなく安心感のある人や、一緒にいて楽しい人と言う相手は、恐らく無意識のうちに「甘えられる相手である」と言う認識が心の奥にあるのではないでしょうか。。。

逆に、話をしていて疲れる相手や、なんとなく仲良くなりにくい相手。。。と言うのは、「甘える隙を与えない相手」ではないでしょうか。。。。

人には「退行」と言って、大人になっても「子供に戻りたい。。。」という心理があると言われています。

例えば、好きな人ができると、その人に「子供の様な言葉使い」をする場合などが例として挙げられます。

この時。。。。非常に気持ちが良いはずです。。。。(笑。。

もし自分の好きな人が、自分から離れ始めたら。。。。。。

それは「あなたには甘えられなくなってきた。。」と言うシグナルかもしれませんね。。。(笑顔。。

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2013/11/11 16:39
こんにちは^^

4つブログを拝見して、いま、ここにいます。
全部、納得できること、ばかりですね。
わたしにも、子どものような、わたしがいますね。
多分、きっと、みんな、子どもの自分、甘えていたい自分がいるのでしょうね。
ただ、それをなかなか他人には、見せられないだけのような気がします。

強がりで甘えたくないって、頑張っているのですけどね(苦笑)。
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2013/11/09 12:11
↓全ての回答がなされてますが
 愚痴ついでに(苦笑)

寄り道する先生の気持ち よ〜〜く分りますが
外で仕事を持たない主婦にとっては
寄り道する場所すらない・・・

甘える甘えさせる場所どちらにも必要です
夫婦であるのならば
受け止め上手く流すことも必要となるのでしょう

逃げてばかりじゃ全てが崩壊に繋がるのかな?
それがわかっていても 中々できないところなんでしょうね><

壊れるのは簡単ですね

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2013/11/08 14:50
この納得です^^;
なぜなら、仲の良い男友達から、よくこの手のはなしを聞くことがあります。

浮気する男の人はこんな心理を持っているってことですよね
するかしないかは、別として、とても危険な心理ですね。そういう

家庭の問題を一時でも忘れられる男の人はいいけど、家庭にいることがすべての主婦はどこに癒しをもとめるのでしょう?
自分の旦那様は、家庭を作った以上「一家の主としての責任」なんて当たり前、そんなものまかせとけ~って言うぐらいの、たくましい人であってほしいですね。

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2013/11/08 08:29
私は家庭が安住の地ではなく、かと行ってどこに行くあてもなく、空想の世界で遊んでいました。
そこで架空の家族を作っていましたね。
ひいおばあちゃんが死んだ十歳から、家を出るまでの話...
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2013/11/08 00:03
幸せな生活の中にも人知れぬ心配事があるものなんですね、微笑ましいです。
それにしても外で仕事をしている間は家の心配事から一時的にせよ離れることができるのですね。してみると、外出する機会の少ない主婦の方が家庭に問題がある場合、ストレスが多くなりそうですね。

娘が反発してくるときがありますが、「あなたには甘えられなくなってきた。」と言っているのでしょうね。もうとっくに大人なんだからそれで良いわけですけれど、やはりいつまでも「甘えられる相手」でありたいと思ってしまうのです。
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2013/11/07 23:31
うんうん!
なぜかぜんぶわかるww
うん・・・
何にも言えないけど全部わかる(T_T)



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