【摂食障害】
- カテゴリ:人生
- 2013/11/13 23:26:05
今日は摂食障害について勉強しました。。。
摂食障害の原因については、いくつかの説が挙げられていました。。。
その中でも中枢神経における原因説を書かせて頂こうかと思います。
中枢神経というのは人が色々な反応を見せる「スイッチ」の様なものです。
ですから、その「スイッチ」が「ON」になってしまえば意思とは関係なく体が反応してしまいますね。
例えば耳掃除などをしていて、耳の奥に耳かき棒が行きすぎると「ゲホッ!と咳が出る」と言う反応が起こる事があります。
これは耳の奥にある咳中枢が刺激されて起こる現象ですね。
この理論で考えると摂食障害は食欲中枢や満腹中枢に「何らかの異常」が起きているのではないか?。。。と中枢神経説では考えます。
では、何故?「食に関する中枢神経」に異常が起きるのか?。。。
この「食に関する中枢神経」。。。。。
実は「集団の形成に関する神経」の束の中に紛れ込んでいる事がわかっています。
「集団の形成に関する神経」の束とは「みんなと仲良く、そして上手く人間関係を作っていこう!」とする神経の集まりといった所でしょうか・・・
イメージとしては、食品のソーメンの束を「集団形成の神経の束」だとするとピンクとか緑色の違うソーメンが何本か紛れ混んでいる事がありますが。。。そのピンクとか緑色のソーメンが「食に関する神経」・・・と言った感じでしょうか。。。
そして、この集団形成の中枢神経は乳幼児からの家族関係。。。特に親子関係で形成されていくと言われています。
赤ちゃんの脳は300gから400gで小学校1年生くらいで成人の90%位まで成長し続けます。
その後はゆっくりと20歳位までに、ほぼ脳の成長も完了し1400g前後の重量まで成長するそうです。
この脳の成長期と言うのは色々な神経が環境によって形成されていく時期でもあり、脳にとっては大切な成長時期です。。。
(この時期に母国語や習慣、感覚的な事を覚えるそうです。。。言わゆる自動思考とかスキーマとか言うそうです)
そんな大切な脳神経の形成時期に、ある中枢神経だけ成長が上手くいかなかったら。。。。
摂食障害で一般的に言われているのは、幼少期からの親子関係がうまく行かないと、集団形成の中枢神経が未発達になる可能性がある。。と言う考え方があります。
すなわち集団形成の中枢神経に紛れ込んでいる「食に関する神経」も被害を受けているのではないか?という考えがあります。
したがって、摂食障害の一般書を読むと「親子関係」の事が書かれている物が多くある様に見受けられます。
この仮説がある程度、有力だとすると摂食障害の人に「頑張って食べなさい!」と言っても食欲中枢から信号が出て来ないわけですから、意思だけでは食事が思う様に取れなくなくなるのは無理もないと思われます。
逆に満腹中枢がストップの信号を出さなければ食の暴走も始まってしまいますね。(過食症)
そして治療方法も、色々ある様ですが、やはり親子関係の改善が一番良く紹介されている様に感じます。
この様な内容を書くと摂食障害の原因が全て親が悪い様に取られてしまうかもしれませんが、本人の脆弱性(疾患に対する耐性)や家庭以外の環境(例えば食品や、服用していた薬など)色々な原因も考えられるので、この仮説が拒食症の決定的根拠とは言い切れない可能性もあります。
摂食障害の治療は、ほとんどが心理療法で、薬物療法を行っても向精神薬を処方する程度が一般的なようです。
私は身内に摂食障害がいたのですが、摂食障害になった時から産毛が非常に濃くなってきた事を覚えています。
痩せていくと体温が徐々に低下傾向になる為、体が少しでも体温を逃がさないようにと体毛が濃くなって行く事があるそうです。
ちなみにこの家庭も親子関係は超複雑でした・・・・
※摂食障害は拒食症と過食症の二つがあり、拒食症には神経性無食欲症があります。神経性無食欲症は意図的に(自分は太ってると思って食べない)と言った特徴がある様です。また、摂食障害は中枢性摂食異常症とも言われ、意図的でない摂食の不安定を示す様です。
お医者さんから言われて身体に悪いことも分かってるし
どんどん症状が悪化してるのに
みんな甘いものを食べるのをやめられないんですよねえ
あれも、過食症のひとつと考えていいのかもしれません
親子関係に原因があるなんておもわないですよねえー
私のいとこは
昔、、彼氏と別れてから
過食症になっちゃって。
もう結婚してますけどねw