Nicotto Town


心理カウンセラー


【喪失感】


恋人同士や友達同士、あるいは親子など、感情をあらわにして喧嘩する事も時にはあると思います。

しかしそれは相手がいるからできる事であって、相手がいなければできない事でもあります。

私も友人や親とムキになって口喧嘩をした事が何度もあります。

しかし、そういった時と言うのは相手に対し「いなくならない」と言う安心感があるから喧嘩ができるのではないかとも思います。

極端な話ですが、「今日でこの人とはもう会えない」と思ったら本気になってその相手と喧嘩をすると言った事はできないと思っています。

もっと極端な表現をすると「明日もあさっても、次の日も生きている人」と言う概念があるから安心して喧嘩ができるのだと私は思います。

ある時期の話ですが、私はある友人から非常に悪い評価を陰でされ続けていた事があります。


正直、私もその内容を他の友人から耳にして腹が立ちました。

そして恥ずかしい話ですが「あんな奴、死んでしまえば良いのに。。。」と悪口を言うその友人を思いました。


ただ、その後に「でも。。。いずれにしてもどちらかが先に死ぬんだろうな・・・」とも思いました。

そしてその友人が仮に亡くなれば私はお葬式に行く仲です。

当然、その悪口を言っている友人も私が先に死んだらお葬式に来てくれるであろう仲です。

そして棺桶に入っている、その憎い友人の事をなんとなく想像しました。。。。


そんな事を考えていたら相手に対する憎しみや怒りがどうでも良くなってしまいました。

今、自分が憎んでいる相手は「いなくならない」と言う安心感があるからかも。。。と年を重ねるたびに感じるようになりました。。

喪失感というものは普段、心の奥に隠れていてあまり感じないものなのかも知れませんが、相手が居なくなってはじめて気が付くものなのかもしれないと思います。

それは死別に限らず、生きていても色々な別れがあると思います。

人はその人との別れが決定的なものになった時、初めてその人の良かった部分や尊さに気が付くのかも知れなぁ・・・・と最近つくづく思います・・・・・。

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2014/02/21 19:04
感情をあらわにして喧嘩したことのない私は
多分 周りの人に対して そういう喧嘩ができる安心感がなかったからだと思います
だから本音も言えなくて 相手の本音も知らなくて
生きてきてしまったのでしょうね
喧嘩して仲直りして繋がりがより深まっていくこともあるようですから
自分の主張するような意見はないし 言い合うこと自体が辛く感じるので。。
空の雲が流れていくのを見てるほうが好き・・っていうのもありますけれど♪


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2014/02/19 23:24
じゃすみん様。コメントありがとうございます。

甘えられて安心できると言いたい事。。言っちゃいますよね。。。
私もそうです(苦笑)。。。。

だからなんだと思いますが好きな人との仲が不安定な時は、それほど言いたい放題はないですよね。。。
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2014/02/19 23:19
のりちゃん様。コメント有難う御座います。

御主人様。。虫垂癌ですか。。。そうですかぁ。。。
。。。癌の種類としては少ない方と聞いていますが?・・・
確か初期症状が見つけにくいそうですよね。。。

実は現在私の友達が大腸がんでステージ2です。
周りの者も家族も全力で食事や改善方法など最善の努力をしています。
のりちゃん様とはブログを通してでしか交流はありませんが、心中お察し申し上げます。
こんな私ですが、また良かったらお話聞かせてください。
コメント有難う御座います。
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2014/02/19 23:18
アッシュ様。コメント有難う御座います。

アッシュ様も色々あったんだろうなぁ。。。。と私なりにですが感じました。。
アッシュ様の文章を読ませて頂いていると人を傷つけないように一語一句考えて、そして選んで文章を書かれている感じが伝わってきます。それは恐らく傷つく事の苦しさを人一倍、経験されているからなんだと想像しました。。。

人って相手を愛すれば愛するほど、それが届かなかった時、憎しみにも変わる事があると私は思います。。。
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2014/02/19 23:06
とってもわかる!
家族だと
甘えて言いたいこと言っちゃうけど
明日になれば忘れてくれるだろーってw

好きな人が私から離れていくって思ったら
何にも言えないよ・・
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2014/02/19 22:09
棺桶に入って死んでいる相手の姿...今でも自分の心に傷をつけたままの彼や彼女を想像してみました。
憎くない、悲しいかも。
憎いほど愛しているのだと思った。
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2014/02/19 21:16
そうですね。
私の場合、夫への不満が多々あったのですが、
一昨年夫の虫垂ガンが発覚し、しかもステージⅣとの診断で。
「いなくならないで~」と涙で顔がグチャグチャになりながら、祈ったのでした。

それから毎日必死で栄養のある食事を作りましたし、ガン治療について、
オタクと言われるほどに勉強しました。

ほんと、ケンカしているうちが華ですよ。



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