Nicotto Town


心理カウンセラー


若い人の介護問題

介護には色々な問題がありますが、私が気になっているのが若い人達の介護による将来の不安です。

これは知人の現実の話なのですが、長男の自分と長女の彼女が結婚する予定があったそうですが、両者とも親の面倒を見なければならない立場にあり、その事がキッカケになって結婚を断念した。。。と言う話を聞いたことがあります。

日本は世界的に見ても高齢化社会の速度が著しく早いと言われています。

これは日本人の長寿も理由にあるのですが、日本の医療の在り方や、考え方も大きく要因となっているようです。

例えば、高齢であっても最後の最後まで可能な限りの医療を御家族と相談しながら続けて行くのが 日本の医療です。

延命措置をさせたら日本は世界最高の技術と医療体制を持っています。(莫大な予算を使っていますから・・・)

例えば、口から食事ができないほどに衰弱したら胃婁(いろう)によって食事の摂取を試みます。

私は胃婁で食事をしているところ何度か見た事がありますが、かなり考えさせられる状況です。。。

これがアメリカになると「口から食事がとれなくなったら。。。それは。。寿命」と捉えるようです。

要するに老衰となって終焉を迎えようとしている人に対して無理な医療は施さないと言う考えがあるようです。

そのせいか、日本の様な要介護5の高齢者に対する介護問題が日本に比べてアメリカは少ないのが事実です。

また、イギリスでは75歳以上になると肺炎になっても、その他の臓器が弱っても健常者と同じような治療は行わないそうです。ただし内服薬程度は病院で出すそうですが、日本の様な手術や大きな治療は75歳をめどに行わないそうです。

別の言い方をすると「75歳を境に寿命と言う現象を受け入れる。。。」と言う事でしょうか。。

日本では「何歳であろうと長生きしてもらう」と言う事が前提で、それが「善」と言う思想が根底にあるのかも知れません。

このあたりになると「尊厳死」や「安楽死」とかの考え方も加わり、何が正しいかと言う結論を出すことは困難になってくると思います。

また、私が働けなくなり、医療費と税金を使い続けて長生きできる。。。。と言う状況になった時に「若い子達に迷惑をかけたくないから、もう、医療は中断してください。。。なんて私は言えるのか?。。。。

これは働けなくなったから「そのまま放置してください」と言う事になります。

そんな事は今の私には怖くて言えそうにもありません。

これは働けなくなったら=死を覚悟する。。。と言う図式ができてしまいます。。

これではあまりにも切ない世の中になってしまいます。

今、私の考えている事は「とにかく一生、働こう」と考えています。。





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2014/07/13 01:13
あみめきりん様!コメントありがとうございます。
皆保険とかもいつまで支給される事が可能なのか。。。
どう考えても難しい将来が待ってますよね。。。
あみめキリン様が言われているように単に寿命を延ばすことではなく、健康寿命を延ばすことが大切ですよね。。。
それから、性別や年齢に関係なく、だれもが元気である限り雇用が可能な社会する事も行政にはやってほしいですね。。。税収入だってあるわけですからね。。
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2014/07/12 23:56
少子高齢化により医療費が膨らみ続けて、皆保険制度は崩壊寸前
すでに、医療格差は現実問題になりつつあります。

寿命を延ばすことではなく、健康寿命を延ばすことに国の目標もシフトしているようです。
私もできるだけ長く働きたいです。
子供に迷惑はかけたくない。(皆そう思っているでしょう)
雇ってくれるところがあるのかが問題です。^^;
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2014/07/12 21:38
KEI様。コメント有難う御座います。
儒教ですね。。。韓国や中国では確かに儒教の影響は大きいですよね。。。そのあたりから考えると韓国も中国も両親は非常に大切にしている様に思われますが。。韓国では子供が当然として親の面倒を見るようですが、最近になって、少しづつ限界も来ているのか、老人福祉政策が次々に立てられていますね。。。

実際、自分の親が寝たきりになり「延命治療」についての医師から相談があったら私も考えちゃいますね。。。
治療すれば延命する事が分ってるワケですもんね。。。正直、難しいですよね。。。
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2014/07/12 21:31
のりちゃん様。コメント有難う御座います。
専門的な切り口冴えるコメント有難う御座います!
日本も胃婁やその他の延命治療は行わない方向にドンドン進んでいくのでしょうね。。。
のりちゃん様ののように介護の現場を見られている方でしたら長生きについて、色々と考えてしまう場面も御体験済みかと思います。。。自分の子供の事を考えると「ポックリ逝った方が。。」と考えがちですが、意外と男の子は母親に対する精神的な依存部分が大きいので、「居てくれるだけで心の拠り所」になっている息子さんも居るんだと思います。。。

息子様の為にも、今の人生、そしてこれからの人生をのりちゃん様に楽しんで貰えると私は嬉しいです(笑顔)
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2014/07/12 21:23
おやじパパ様。コメント有難う御座います!
コロリ地蔵?!。。。そんな凄い場所があるんですね!
。。。働けなくなったら行かなくちゃ!(笑)。。
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2014/07/12 21:21
泪珠様!コメント有難う御座います!
小さい頃、泪珠様はかなりの虚弱だったようですね。。。。
そういう御経験があると医療の重要さも身に染みて感じる事もあったのかなぁ。。と思います。
私もそうですが、苦しまずに逝けたらイイですよね。。。(笑顔)
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2014/07/12 12:19
儒教の影響を受けていると思われる中国や韓国での老親の介護問題はどうなのでしょう。
忠・孝の教えがあると、
75歳などの年齢による命の線引きが難しいと感じます。

傍からは
クール、竹割スパ子等と称されていた私も
実親の命となると・・・自信がありません。
私も一生働くことになりそうです( ;∀;)
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2014/07/12 07:09
胃ろうや腸ろうは、日本も行わない方向に動いてきましたね。
お年寄りを生かして病院や施設が儲けるという経済中心の考え方が
見直されつつあります。

私は、必ずしも長生きが幸せとは思っていません。
それは、日ごろの介護職で、利用者さんを見ていて思う事です。

自分の寿命はわかりませんが、あまり長生きして、
一人息子の負担を増やすぐらいなら、
息子が社会人になった後、適当な時期に命が終わったほうが、
息子のためにも、年金問題や介護保険の問題のためにもなると思います。

他人に完全に迷惑をかけないで生きることは、誰にも出来ませんが、
迷惑が少なくなればいいなと思います。

いつ終わるかわからない人生ですので、
私は今を楽しみたいと思っています。
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2014/07/12 05:30
地元にコロリ地蔵という場所がありまして
お参りするとぽっくり逝けるそうです
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2014/07/12 01:18
私は小さい頃死んでもおかしくない虚弱な子供だったので、現代の医学には感謝しなくてはなりません。

でも自分が年老いたら・・・
それを考えると、色々悩みます。

本当は、ぽっくりと逝けたらいいのですが・・・



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