Nicotto Town



お変わり無いですね。に隠された刺注意報。

お盆でございます。

つまりは、普段全くお付き合いのない親類縁者が顔を寄せあうイヤーな時期でございます。

いやそんなこと言っちゃいけませんね。

戦争の記憶は遠くなり、戦争を知らない子供たち世代がまた軍隊持とうぜイェーイ!

なんて言い出してる今日このごろ。

明日がどうなるかわからない時代に、こうして今年も無事顔を合わせられた。という
ありがたさ。

これもみなご先祖様のおかげです。と先祖供養しつつ感謝してしかるべきなんでしょうけども。

良太郎♪ちみたく認知症患者と認知症と日々戦っている家族にとって、
この期間は忍耐力との戦いの時期でもあります。

というのも。

自分の家族の面倒は見ていない非介護経験者が、
解った顔でやってきて、してほしくない事をてんこ盛りしてしてくれる時期だからです。

わしら認知症患者の家族が日々どれだけの忍耐をもって、体機能その他を維持させる為に
ハラハラと見守りながら運動させているのかを全く理解せずに、

あら。おばあちゃん。危ないわ。階段なんか登らせたらダメよ。あたしが助けてあげるわ。

やめてください。迷惑です。
と、ホント、心底言ってやりたい。

階段は背後からついて転けないように見守りつつ本人の足で登らせるのが我が家のやり方です。
降りに触れて出来るコトはさせている。それが現状維持につながる。と伝えてあるのですが、
日頃何もしていないという後ろめたさがあるのでしょうか。
やたらと手を出したがる。
だが、時間がかかっても頑張れば「自分にできること」を「出来無い事&させられているなんて可哀想」
と変換されるのがどんだけ後々響くか・・・。

おばの一人がそういう勘違い親切婦人で、毎回、年寄りにこんなことをさせるなんてなんてひどい人なの。と毎年責められます。

あれもこれもと手を出して何もかも代理でする方が楽です。
でもそれじゃあ何もできなくなる。

うち家族はもう今は、電子レンジでお湯を沸かす以外は調理は全く出来無いです。
電子レンジでお湯を沸かすのも二回に一回は失敗します。

もともと、あまり料理が好きではなかった為、漬物でご飯、佃煮とご飯。みたいな事ばかりするようになり、もっとしっかり作らなきゃ。と言っても嫌がってしなかったので、台所仕事のうち、作る方は良太郎♪が自然と代わる様になったのですが、
今ではもう少し粘ればよかったと思います。
最近は大根おろしや餃子包みなど単純作業はたまに頼んでいるのですがなかなか…。
しかし。それも子供のお手伝いのように暖かく見守る忍耐付き。
でも
そういうもんなんだろうな。と
子供にやらせたら時間がかかるから親がやる。
では子供はいつまでたっても料理ができない。
年寄りにやらせたらうまくできないから若いのがやる。
でもそれでは時間がかかっても出来ていた作業が出来なくなる。

そういう忍耐の元にね!!!!!

日々過ごしているわけです。

そこへ自分の親の面倒すら見たいことがなく、
自分は有料老人ホームに入って楽しく暮らすの。子供は当てにならないから。
なんて強がってる人が可哀想なおばさまだの、おじさま。だの言って
他人の家にケチをつけて回るという・・・・。

実際に自分の親の面倒をみた人というのは、やり方が違うな。と思っても、
こういうとこ辛いね。うちはこうしたよ。みたいな経験談としての助言はあっても、
絶対にそーいう「苦労を知らない上から目線の意見」というのはしないもんです。

…おばさま。良太郎♪、子供の頃からおばさまのことが大ッキライでしたが、
今も変わらずずっと大嫌いです♪

「おばさま、おじさま、本当に御変わりないですね。」

今年、親戚の家にご挨拶に行ったらそんなことを言われないようにお気をつけ下さいませ。

あたし、俺、若いんだ!!!
と勘違いして喜んで済ませるんならそれも幸せでしょうが、
どこかで心底嫌われているかも〜よ?









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