秋とカラスと案山子(かかし)の間に
- カテゴリ:日記
- 2009/08/31 14:16:35
2006/09/27 mixi
本能的に焼き畑農業の様相を呈したりするのをみると、アジアの民とあらためて感じるのだ。
日本人は谷の民であって、川にそって縄文時代のヒトの痕跡が残っている。
川は魚や貝類などの豊かな動物性の栄養を運んできたし、また同時に植物も水の存在で実りを約束してくれたのだったろう。
季節は良くしたもので、秋に実りをもたらして厳しい冬への準備を怠りなくさせてくれるのである。
この実りに、いつからか雀たちがどこからともなく集まってきて、自分たちの分け前を主張し始めると、カラスやフクロウと言った小鳥を狙う鳥たちまで加わって、秋の田畑は途端に賑やかになってくる。
地の底を徘徊するネズミやモグラはイタチや狐などに任せるとしても、多くの被害をもたらす鳥対策には、ヒトは多大な労力と能力を割いてきたのであった。
その対策の第一のものは何と言ってもかかしである。
かかしは案山子とかく。
案ずる山子で鳥のことを考え続けているとでもいうようなネーミングである。
昔の言葉は実に機知に富んでいると思うのだ。
では果たしてその実効のほどはいかがなものだろう。
幾百年と続いているのだから、けっして効果がないことはないはずである。
何事につけ、疑問となるとそのままにはできぬ因果な性格である。
ネットで調べただけでもあるわあるわ。
まあ、たまにはこのような愚にもつかぬ事も調べてみられるのも頭の体操として、答えは保留とさせていただこう。
私はネズミに九官鳥を食べられたことがあります。
その前の日にネズミを9匹捕まえて、燃やしたのです。
その仕返しに小桜インコと九官鳥と、天井から吊っていて、どうして鳥たちのカゴにネズミが入ったのかいまでも不思議です。
山梨の韮崎市で直接かかし祭りに出会っては居ませんがその前後で、田んぼの中にかかしが立っているのを見たことがありました。
結構度派手なのとか、マネキン人形とか、いろいろな案山子が立っていましたね。
山梨に行くときは犬関係の時がほとんどなので、見て歩けないのが残念です。
武田信玄の埋蔵金探しもしてみたいのですが…(^^;)
有志が集まり、さまざまな案山子を作り、畑に飾られています。
案山子を順番に見ていくとおもしろいですよ^^
その案山子の上を、カラスやスズメが飛んでいますwww
頭いいわけだと、納得。