キミへ贈る詩(うた)
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/05/19 19:31:42
今でも思い出すんだ、キミと笑いあった日々を。
朝会ったらおはようと挨拶をし、
帰る時は一緒に帰ろうと言って夜遅くまで話した。
キミの笑顔に、消えかけていたボクの笑顔や心も、
キミと過ごすうちに取り戻していったんだ。
だけど今、ボクの隣にキミはいない。
それぞれ違う道で、ボクらはそれぞれ生きている。
ねぇ、キミは今、幸せですか?
新しい所で楽しくやっていけていますか?
ボクは元気だよ。
キミのいない日々にも、段々慣れてきたよ。
だけど、ボクの心にぽっかり空いた穴は、
埋まる気がしないよ。
独りの夜にはキミとの日々を思い出して泣いてしまうよ。
いつか会おうって約束はしているけど。
その約束が一体いつになったら守られるのか。
ボクはちょっぴり不安だよ。
キミは新しい生活には慣れた?
もし慣れてしまっているのに、ボクだけ慣れていなかったら。
きっとキミの前で上手く笑えないだろうね。
キミとの日々で取り戻した笑顔も心も、消えてしまうのかな。
会いたいけど、会いたくない。
そんな矛盾が心の中で生まれてしまうよ。
上手く笑えて話せる自信が、ボクにはないんだ。
あの時の日々が、嘘だったかのように。
でも、これだけは信じて。
ボクはキミのこと、今でも大切に思っているから。
いつだって笑っていてほしい。
・・・キミの幸せを、祈っているよ。
実話です。
これに出てくるボクは、私です。
キミは、私の友達のことです。
・・・元気ですかねぇ?
友達との日々を、大事にしてください。
当たり前が、本当は1番大事なんです。