棘だらけの道
- カテゴリ：小説/詩
- 2015/05/27 20:12:02
異常の中で暮らしていけば
例えそれが異常でも
自分の中では正常へと変わっていく
だって自分にとって
それは日常であった異常なのだから
僕は今日もそれを悟られないよう
皆に合わせて生きていく
正常に紛れてしまえば
異常な僕も正常へと変われるのだから
かつて白だった僕が
周りの雰囲気により黒へ染まったように
白から黒へいくのが簡単なように
正常から異常へいくのは
“とても”簡単なことだ
空気を読むのも皆に合わせるのも
慣れてしまえば簡単なことだった
だけど決して
自分に不利になることはしない
もし関わってしまっていたとしても
逃げられる道は確保しておく
もし誰かが困っていたとしても
危険な道は渡らない
渡ってあげても良いけど
最後までは一緒に渡らない
…それで、良いんだ
この肌寒い空間で僕は今日も
自分のために生きていく
ぬくもりも
仲間もいらない
だけど
いつかキミに会いたいから
キミがもし危険な橋を渡ると決めても
キミになら僕は迷わずついて行こう
キミに会うため
僕は今日も生きるよ
例え棘だらけの道でも、キミとなら―――…。
★今日はあまり良いことなかったので、
少し暗い感じです。
だけど、最後はハッピーエンドじゃないかなって
私は思いますね。
結構古いの見つけてくださりありがとうございます(^^♪
“キミがもし危険な橋を渡ると決めていても
キミになら僕は迷わずついて行こう”
これはある小説の一部に
もし相手が危ない橋を渡るなら
全部は渡らず途中までついて行こうと書いてあるのを見て
この部分が思いついたのを思い出しました。
ありがとうございます(´艸｀*)