冬の街
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/06/21 10:34:46
冬の雪が降る街
僕は独りで宛てもなく歩く
目的も夢もない僕はどうなるのだろう
幸せを知らない僕は皆が眩しくて
涙を隠すように僕は光から離れるんだ
遠のく意識の中
嫌なこと(オモイデ)が蘇る
…幸せとは一体何だろう?
…愛情ってどんな気持ちなんだろう?
誰もが知る“普通”の光を僕は知らない
誰も知らない“不幸”の闇だけ知っている
最期に一度だけで良い
僕に少しだけ優しくしてほしい
僕に少しだけ愛情を教えてほしい
…僕に光を与えてほしい
★コレは、ネタだけ考えて、結局書くことのなかった
小説をイメージしたものです。
雪の降る夜に何もかも失った少年の話です。
最期、とか言っていますけど、
この後少年は優しい少女に出会い、
この先幸せを知ることとなります。
コレだけ見ると哀しいですけど、
実はハッピーエンドになるんですよ!