最後の願い
- カテゴリ:小説/詩
- 2015/06/22 17:35:11
優しくなんてなれない
希望なんてない
罪を犯した僕が幸せになんてなれない
なりたいけどなれない
過去が僕を捉えて離してくれない
光なんてない闇の中で
あの人が呟く
「どうしてアンタが幸せになっているの
どうして笑ってなんていられるのよ」
確かにそうだよ
アナタが言わなくてもわかっているよ
アナタの人生狂わせて
自分の人生壊した僕
許されなくて消えない深い罪を背負って僕は
今日も裏切りと絶望に満ちたこの世で生きていく
死ぬことなんて許されない
一生僕は背負って生きていこう
生きていることが
僕に出来る唯一の償いだから
でもこれだけは信じてほしい
僕はキミを裏切らない
キミを決して泣かせない
キミを笑顔にさせるため
僕は独りで生きていくよ
キミだけは幸せになって
一筋の光を僕に与えてくれたキミだけは
ずっとキミが笑っていることを祈ってる
過去から抜け出せない僕を許さないで
キミだけは幸せになって
★何か暗いですね。
…それだけです、はい。
暇つぶし部屋を覗いていたら
どうやら私の現在過去を見事に言い当てた予言の詩を発見した。
>★何か暗いですね。…それだけです、はい。
確かに暗いけど、それだけではないですよね。
”僕は独りで生きていくよ キミだけは幸せになって”
このフレーズは、恥ずかしながら私も同じ気持ちでいっぱいです。
軍曹さんのコメントにあるように、
本来なら満ち足りた僕がキミを幸せにするのが望ましい姿でしょう。
だがどうだろう、キミを不幸に陥れた張本人が僕たとしたら、
どんなに頑張ったとて暗い未来しか見えないし、割れた器は元に戻らない諺が物語っている。
僕の本当の悲しさは、もちろん僕自身がキミを幸せにしてあげられないことだ。
妄想全開のコメントでした。
初めまして。
コメントありがとうございます!
なるほど。
そういう考えもあるのですね。
参考になります!
歳は、あなたのお父さん位かと思います。
一つ言わせてください。
幸せでない自分が、他人の幸せを願うのはナンセンスだと思います。
自分も幸せであり、その幸せを分かち合う事で、他人も幸せに出来る。
僕はそう思います。