いづれ思い知る日が来る。
- カテゴリ:人生
- 2015/07/02 21:18:32
ママンの介護生活に入ってから、
たまにめぐり合う人々に、
未だ介護をしたことがない。
にも関わらず、
介護に一家言ある、と自負する人という
困ったちゃんがいます。
たいてい、これから配偶者の介護をするのを覚悟して
勉強を始めたばかりの人々で、
たいてい、
実際に介護している人の苦労などまったくわかっちゃいません。
面白いくらいに想像力が無いです。
したり顔であなたの介護の仕方が悪いんじゃないの?
などと、実際に介護をしている人間に言うあたり、
一日たりとも介護をしたことが無い人間にしか言えない無邪気さがあるものですが、
問題は、それを口にしているものの年齢が、
すでに高齢者であり、周りの人間からその言動を重んじてもらえて当然と
思っている・・・・・という訳で・・・・。
言われた方はあまりの無礼さに言葉もなく、
アワアワと失礼に当たらない程度に、
あなたが思っているよりも実際の介護は大変なのだと
匂わせますが、
聞く耳を持たないのは、おそらくきっと、
すでに認知症が始まっているからでしょう。
そうでも思わなきゃコチラの気が済まない。
本日・・・・お中元のお礼のお電話として、
そんな天衣無縫なむじゃきな71歳と口を効く機会がございました。
・・・・・・・電話を切るなりこみ上げる怒り。
なんで未だ一日たりとも実際の介護を知らない人間に
こんな無礼かつ無神経なことを言われねばならないのか・・・。
今の言葉を録音して、
彼女が実際に介護生活に入って七年目。
良太郎♪と同じ七年目に入った今頃に
聞かせてやりたい。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・今に思い知る日が来る。
無邪気に他人の介護を馬鹿にして自分は素晴らしい介護が出来ると
根拠のない地震に満ち溢れて過ごすがいいです。
くくくくく。
と、どす黒い怒りに燃える良太郎♪なのでした。
・・・・・・でもきっとその時には
そういう人は、過去に自分が言った言葉なんて完全に忘れてるんだろうな。
ていうか。
本人は、自分はボケずに旦那さんの面倒を見る気でいますが・・・・・
旦那が彼女の面倒を見るか・・・介護施設に夫婦で入って、
結局は誰の面倒も見ずに終わるのが関の山・・・なんだろうな。
・・・・・・・・・・今、老人は地方にいけ。
とかいう戯言を言っている人々がいますが、
地方経済を認知症老人の介護施設だけで賄わせる気か?
見たくない老醜は地方に追い出して、
若く元気なものだけが都会に住む権利を得るってか?
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・自分だけは歳を取らず認知症にもかからず生きていける。
老醜を晒す前にぽっくりいけると信じていられるその無邪気さが羨ましい。
今、実際に母の介護をしております 「軍曹」と言う者です。
僕は国に対しての不満、と言うか、仕方が無い行政に対しては満足ではないですけど、支援に対しての国のやり方には、まだまだ手を施す余地があると考えています。
海外と違って、その辺りが後進国だと思われても仕方が無い状況だと思います。
これから情報交換が出来れば良いかと思いまして、筆を執った次第です。