いつだってキミは
- カテゴリ:小説/詩
- 2016/03/05 11:54:23
いつだってキミは
僕の隣にいてくれた
優しい笑顔で
臆病な僕は
完璧なキミの隣にいることが辛くて
何度も遠ざけた
何度もキミを泣かせて
何度もキミを傷つけた
僕だってキミを傷つけた分泣いた
苦しくって
辛くって
哀しくって…どうしようもなくて
だって僕じゃキミを幸せになんて出来ない
キミをこれ以上縛り付けるだけだ
苦しめるだけだ
だからお別れしたかった
キミが泣く前に
僕が亡く前に
でもキミはいつだって
僕のそばで笑ってくれていた
僕を想って泣いてくれていた
独りにしないで
いつだって僕が叫んでいた言葉を
キミが泣きながら叫んでいる
僕が孤独の海に溺れていた時
キミはいつだって同じ海に潜って
僕の手を取って助けてくれた
きっとそれだって怖かったはずなのに
遠ざけられて嫌だったはずなのに
…ねぇどうして?
どうしてキミは僕を助けてくれるの?
キミを遠ざけることが…間違っていたの?
良かれと思ったことが…間違いだったの?
いつだって助けてくれた
恐怖心に押し潰されそうな夜も
壊れかけた夜も
狂っていた夜も
周りを気にすることが出来ない僕を
キミはいつだって…助けてくれた
キミのぬくもりに
キミの優しさに
キミの背中に
キミの腕に
キミの手のひらに
一体僕は何度救われたのだろうか?
数え切れないほど救われていたのだろう
だったら僕が助ける番じゃないか?
独りにしないで
君の隣で生きたいの
…そう叫んでいるキミを
今度は僕が救う番じゃないか?
溺れていたら飛び込む番じゃないか?
弱い僕でごめんね
泣き虫な僕でごめんね
大事なキミを傷つけた僕でごめんね
キミを独りにして、ゴメンナサイ……
代わりに守るから
精一杯守るから
この命かけて…守るから
傍にいるから
愛してる
いつだってキミを……アイシテル
☆この間ふっと思いついた
多分書かない小説のネタをイメージしたもの
病気で手術しなければ死ぬと宣告された怖がりの少年と
その少年が怖がった時助けてくれた少女の話
余命宣告された話なので
途中の漢字が
キミが泣く前に
僕が亡く前に
となっています
ちなみにおわかりかと思いますが
少年は少女を守るために手術を受けます
そして最後の
愛してる
いつだってキミを……アイシテル
は手術後初めてのデートでの台詞という裏話が
多分サイトには載せませんが
ニコタに載せたいかなぁと今ふと思いました
でもちょっとだけ暗いかな?
ネタバレしちゃってるし…
まだ迷い中((+_+))
読んでみたいですか?
では、書いてみましょうかね?
でも短編苦手なのでグダグダかも…
1ページで頑張って収まりたい(/・ω・)/
でも読んでみたいですね
迷い中ですか?
どうしましょう???