ありがとう、よろしく。②
- カテゴリ:日記
- 2019/05/02 23:25:25
前回①を書き終え、②も続けて書いたのですが、
消えてしまい何故か代わりに①がふたつ投稿されるという。
あとに投稿された方は削除済みです。
そして5月2日午後に再び②を書き始めましたが、
文字数突破してしまったため、
文章を削除しようとしたらまたしても②が消えてしまうという。
②を書くのは3度目です。
書く度書く度文章の流れや文字の使い方が変わるという。
もう今日これ失敗したらまた明日に回します。
さて、改めまして、続きです。
一応①を読み返して書きますが、重複している部分もあるかもしれません。
友人の妄想話に付き合うのは、凄く私にとっても楽しい時間でした。
台本がなく、流れも台詞も自分たちで考える。
先の読めない即興劇のような、即興劇と呼ぶには拙すぎるそれは、
当時中学2年生だった私にとって、とっても楽しい時間でした。
少女漫画のような甘い展開もあれば、
少年漫画のような立ち向かっていくこともある。
友人の妄想に付き合うようになったからなのか、
それとも元々私が空想の世界が好きで自分の世界にはまるのが好きだったからか。
恐らく後者です。
私が小説という創作に手を出すようになったのは。
ちょっと話逸れます。
私は今は小説一本ですが、実は昔は漫画家志望で漫画を描いていました。
正確に言えば、漫画を描いていて、漫画家のアシスタントになるのが夢でした。
というのも、小学生の頃、その友人がプロの漫画家を目指していて、
流れるように私も漫画を描き始め、
将来は友人がプロデビューし、私はそれのアシスタントとして支えることを夢見ていました。
単に一緒にいるのが好きで、
私にとっても隣にその友人がいるのは当たり前だったので、
将来も一緒にいるものだと思っていたので、そんな夢を持っていました。
なにぶん、恋だの愛だの、何それ美味しいの?って感じのわけわからない年だったので、
それが恋愛だったのか友達的な意味だったのかは本当わからないです。
今こうして文にしてみると、多分恋に近かったのかな。
とりあえず彼女が好きで、彼女と一緒にいる時間が大好きでした。
彼女と描いた漫画を見せ合っている時、
私は自分が描きたいシチュエーションや、描きたい理想の子が上手く自分の画力で表せないことがすごく嫌でした。
それでも漫画を、というか話を作るのが好きだったので、勉強そっちのけでノートを何冊も消費して漫画を描き続けていました。
なので、成績はかなり悪かったです。
(成績についてはこの後高校の話の時に触れます)
小学校から中学に上がっても、私は漫画を描いていることを知っていた母から「漫画ばかり描いていないで勉強しなさい」と怒られても、
そっちのけで漫画描いていました。
ただ怒られたくはやっぱりなかったですし、
自分の画力の限界を知っていたので、どうにかしたいと思っていました。
そこでひねくれていたのか、それとも変な方向で頭が良かったのか知りませんが、
「漫画=絵が駄目なら、文章=小説を描けば良いのでは」と思いつき、
それからはずっと小説です。
当初は誰かに見せるなんて考えていなかったので、
どんなに表現力が悪くても、自分の頭の中には世界が出来上がっていたので、字が汚くても説明が下手くそでもそれだけで満足でした。
成績は悪かったですし勉強も好きではなかったですけど、
国語や作文、何かを書く(描く)ことや読書は好きだったので、
ノート1冊丸々小説で埋めるほど書いても、全く苦にはなりませんでした。
多分そんな埋める生活していたから、今でも長文専門なのでしょうね…。
といっても、今ほど小説にそこまで夢中にはなっていませんでした。
授業そっちのけで書いていた日もありましたけど、
友人と遊ぶことの方が重要だったので。
話戻ります。
妄想話を続けているうちに、私はもっと『彼』を求めたくなりました。
もう少し男らしい仕草や台詞を言えたら、友人が喜んでくれる。
友人の幸せが私の幸せだったので、そう考えていた矢先。
地区大会で、私は初めての男役に挑戦することにしました。
私の中学は1年生の頃は文化祭のみしか出ていなかったものの、
2年生になって文化祭は勿論、地区大会に出るようになりました。
その台本の中に出てきた、美大に通う男子大学生・陽一(よういち)。
男性役ですし、彼の台詞に好きな台詞があったので、
私はそれを選びました。
(人数が少なかったのでオーディションなどはなく、各自やりたい役を選べるような自由な部活でした)
あやふやな部分も多いですが、ざっとあらすじ。
美大に通う幼馴染、菫(すみれ、友人の役です)・茜(あかね)・陽一(よういち、私です)。
ある時菫が事故に合い、腕を怪我してしまって、大好きな絵が描けなくなることに絶望します。
そんな菫に、茜と陽一が励まし、菫は手術を受けることを決める…という話でした。
他にも天使・悪魔など出てきましたが…覚えていないのでカット。
「もう私は絵が描けない」とネガティブな菫に、
陽一が「チャンスがあるのに生かさない方が、よっぽど馬鹿だ!」という台詞があり、好きでしたし何より菫がはっとする重要な場面。
大事に演じようと思いましたが、上手くいきませんでした。
台詞を覚えて来るのは遅いですし、仕草などが女っぽいなど…。
頑張っていない、と何度も言われました。
周りの完成度は上がっていくのに、私だけが上手く出来ませんでした。
段々部内の空気は悪くなっていって、気まずい空気が流れるようになりました。
当時は人数が少なく、代役を立てる余裕などがなかったので、
そのまま地区大会で演じ切りました。
だけど苛立ちなどを含めた気まずい空気は変わらず。
そして後輩なども入ってきて、中学校生活最後の文化祭へ向けての練習が始まりました。
台本で私が惹かれ、立候補して取った役は、ちひろという女子生徒役でした。
男性役もありましたけど…もう男性は出来ない、って陽一でわかった私は、最初からちひろ役を選びました。
ここでまたざっとあやふやなあらすじ。
とある日、クラスに転入生としてやってきたちひろ。
クラスメイトはちひろと仲良くしようとしますが、ちひろは人と関わるのを控え、孤独を貫く一匹オオカミでした。
実はちひろは両親が離婚し母親が出て行き、父親に引き取られましたが父親もろくに家に帰ってきません。
どうせ皆離れていくのだ、と信じるちひろに、クラスメイトは諦めきれず、最終的に本物の友達になる、と言う友情ストーリーです。
…今思うと何で自分、こんな重要な役にしたんだろうって感じです。
いや、惹かれる理由はわかります。
こういうワケアリな子、今でも好きなのは変わりませんから。
ただ今は、何で選んだんだろうって、後悔しかないです。
元々私の陽一役の一件で、部内の空気は私以外は良かったものの、私が入ると少しまずさを残すような感じでした。
それが、今回ちひろを演じることになって、ますます気まずさが出ました。
後輩がその気まずさに耐えきれず、
途中で部室を出て友達の部活へ遊びに行くこともあったほど。
かなりピリピリした空気を出し、
私はいつも怒られていました。
気まずいって言葉ではもうまとめきれないほど。
部活でそんな雰囲気なので、
自然と私と友人の距離も空いていき、
友人は3年生になって同じクラスになった部活仲間と一緒に過ごす時間が多くなり、
私はひとりで過ごすことが多くなりました。
続く。
もう少し文章作るのが上手ければ、もっと短く出来たと思います笑
構成能力、もっとつけないと駄目ですね(-_-;)