ありがとう、よろしく。⑤
- カテゴリ:日記
- 2019/05/03 00:51:28
④はぴったり3000文字での終了でした。
ので、あんな中途半端に終わっています。
⑤でラストかな。
自分って偽善者、良い子ちゃんぶっているだけかな…って悩んだこともありましたけど、
結果彼女とは2年になってクラスが離れて、
話す機会が段々なくなっていくうちに、悩みは消えました。
「あの時一緒にいてくれてありがとう」って言われたこともありましたし。
今でもその時の私の判断は正しかったのかどうなのかって思いますけど、
後悔はしていないですね、やっぱり。
…という、感じですかね。
高校は物凄く楽しかったです…。
塾、成績が上がるわけでも何が出来るようになったわけでもなかったですが、
本当あの高校を見つけてくれてありがとうって思います。
高校の時の友達は、
お互い仕事が忙しく会う機会は少ないですが、
時々連絡を取り合って会ったりはしています。
その時はもう久しぶりに会ったはずなのに、
昨日会って別れてまた会ったという学生のようなノリで、
会うと物凄く楽しいです。
その時の写真とかこの間見つけて、
思わず思い出して泣き出したり…。
何だろう。
中学3年生までの思い出は、正直楽しいこともありましたけど、
やっぱり寂しさで埋もれてしまっていた気がします。
というのも。
話は戻って中学生の時、仲の良かった妄想好きの友人。
今でも覚えています、彼女でした。
小学6年生の図書室での一件で、私が泣いた時。
「大丈夫?」と聞いてきたのは、彼女でした。
その後発覚し、
「ごめん」と謝ってきたのも彼女でした。
そこから話して、
中学で3年間同じクラスになりましたけど…。
以前も言いましたが、
あの図書室での一件を含めた、小学6年生の時のいじめ。
あれ、やろうと考えた主犯が、未だ不明なのです。
見つける気は今更ないですが、
もしかしたら彼女なのかも、って私は疑わなかったのでしょうかね。
…いや、多分疑っても、
彼女との日々が当時は1番楽しかったので、
「そんなはずがない」って否定していたのかもしれません。
本当のところ、自分もどう思っていたのかはわからないです。
ただ、
彼女との日々が楽しかったのは事実ですし、
ちひろ役を代役として与えてしまったことについての責任は、
今でも申訳ないと思います。
自分が頑張れなかった、
本気になれなかった、
彼女を笑顔にすることが当時の自分の1番大事な目標だったのに、
それすら守れなかった。
今は頑張って、
自分を好きになる努力をしようとしていますが。
何年経っても、
何十年経っても、
中学の頃の自分は、好きになれそうもありません。
ただ、あの頃の経験が今の自分を生かしていることは、事実です。
リ〇トカットは甘く傷が残らなくても、
当時の私は酷く死にたかったですし、誰かを〇したかった。
出会ったこともない人を憎んで、
世界を憎んで、
あの頃の自分の前にもし世界破滅のスイッチが渡されたら、
迷いなく押していたと思います。
寂しさを紛らわすために小説を書いていましたけど、
本当は気なんて一切紛れないで、ただ寂しさだけが積もって行った。
当時、私は小さなメモに、日記を書いていました。
遺書、みたいなもので。
それに書いてあるのを読み返すと、
何だか自分ではない他の誰かの日記を見ているような気分になって、
こういうの胸の奥が締め付けられるって言うのだと思います。
自分が自分を最も嫌いだった時期。
1番自分が死にたかった時期。
1番自分が誰かを〇したかった時期。
1番暗かった、名前の通り、黒歴史。
『レッドオレンジ』に出て来る登場人物や、
この世界を今も生きている人たちに比べたら、
なんてことのない、ちっぽけな日々だったと思います。
ただ私にとっては、耐えるのに毎日必死でした。
今も、大変だって思うこと、滅茶苦茶いっぱいあります。
自分のこと嫌いになる日だってあります。
だけど、
死にたい、また切りたいと思わなくなり、
誰かを〇したいと思わなくなり、
小説を書き、ゲームをし、何かを食べ飲んで、誰かと話す。
むしろ、死にたいという誰かがいたら全力で止めたいですし、
生きてくれって言いますし、
何かのメッセージを伝えられたらって、目的をもって小説を書いています。
そして、「面白いです!」などといった感想をもらえた瞬間や、
推しのレアカードがガチャで出た時の喜びを感じ、
幸せだって思う自分は、大好きです。
生きていてよかったって思える自分のこと、本当に愛おしいです。
そうなったのはやっぱり多くの人との出会いですし、
それは二次元三次元、顔が見える見えないの問題ではありません。
むしろ、顔が見える人に救われたことも何度もありますし、
見えない人に救われたことだって何度もあります。
本当にありがとうって、思います。
今はもう、寂しくないです。
むしろ、幸せです。
『レッドオレンジ』は私が辛い時に生まれた作品ですが、
個人的にはやっぱりとても思い入れがある作品です。
いつになるかはわかりません。
ただ、いつか必ず完結させます。
誰が見ても幸せになる、ハッピーエンドを迎えます。
人の救い、優しさ、寂しさ、怒り、哀しみ、喜び、生きること死ぬこと。
全部知っているからこそ、私はきっと、
当時書いていたものよりもっと幸せな彼女たちを書けるはずです。
平成。
ありがとう。
私の22年間は、楽しくも辛かったです。
だけど、大きな声で言います。
生まれてきて良かったって。
平成を生きることが出来て、良かったって。
小学校、中学校と
生きて行く上での大切な通過点だったのでしょうね
また次の通過点があるかも知れません
以前のことが糧となって乗り越えていけそう
読んで自分も頑張らなければって思いました