Nicotto Town


日々の愉しみ


ロンドン・ナショナルギャラリー展へ行ってきました



ロンドン・ナショナル・ギャラリー展へ行ってきました。


ゴッホ、フェルメール、ルノアール、セザンヌ、モネ、ドガ。。等々。
そうそうたる有名画家の絵画が一度に見れる、という、
とてもお得なアート展です。

ちなみに全作品、日本初公開なんだとか。


メイン展示はゴッホの4枚目の『ひまわり』。

ゴッホの『ひまわり』は7枚の連作ですが、以前、5枚目の
ひまわりをSOMPO美術館で見たことがあったので、
今回も楽しみにしていました。



ゴッホについて、少しだけ。。。


ゴッホは天才画家として有名ですが、気難しく繊細な方でも
あったようです。パリでの生活や人間関係がうまくいかず、
疲弊して移り住んだ先が自然豊かな南フランスのアルルでした。

ゴッホはこの地を芸術家たちが集う場所にしたいと考えますが、
賛同してくれたのは画家のゴーギャン一人だけ。

それでも、才能ある彼が参加してくれたのが嬉しかったようで、
ゴーギャンと同居生活を始めるにあたり、ゴッホは
その住居となる「黄色い家」を絵で飾ろうと、何枚もの
『ひまわり』を描いています。

ゴーギャンのために『ひまわり』を描き、
家を飾り、
彼のために自分のより豪華な肘付きの椅子を購入し。。
(ゴッホ自身の椅子は簡素でシンプル)


期待と喜びから共同生活がはじまりますが、
ゴッホもゴーギャンも個性の強烈な天才画家です。
実際の暮らしでは、すぐに二人はいろいろと衝突したようで。


同居から約2か月。
口論のあげく、ゴッホはクリスマス前夜に自分の耳を切り落とす、
という事件を起こします。血に濡れたままの自分の耳を、
お気に入りの娼婦にプレゼントしたそうです。
有名な「耳切り事件」ですね。


錯乱の後、一命は取り留め療養していたものの、その後しばらくして
ゴッホは拳銃自殺で生涯を終えました(諸説あります)。


享年37歳。
ままならない人生に葛藤し苦しんだ激しい人生。。といった
ところでしょうか。


ゴッホの死から約10年後。
ゴーギャンはタヒチに移り住んでいるのですが、晩年にあたり、
ゴッホの代名詞であったひまわりをモチーフに、数点の絵を
描いています。


タヒチにはひまわりが咲くことがないので、わざわざフランスから
種を取り寄せたんだとか。


ゴッホを想い出し、ひまわりを育て、絵を描き。。と思うと、
なんか、切ないですね。。。

特にゴーギャンの描いた『ひじ掛け椅子の上のひまわり』は、
ゴッホの『ゴーギャンの肘掛け椅子』の絵と対になっていると
されており、彼と過ごしたアルルの日々に追憶を巡らせる
ゴーギャンの心境を想像させるものになっています。



余談ですが、切り落としたゴッホの耳を3Dプリンターで再現し、
ゴッホの孫(やしゃご)にあたる方のDNAを組み込んで作られた、
生きた細胞をもつアート作品があるそうです Σ(゜ロ゜;)!!


今年の春まで森美術館で展示されていたのですが、残念ながら
わたしは見ることが出来ず。。

機会があれば、こちらも見てみたいです。

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2020/07/25 22:11
ドクター・フーのドラマ、見ました^^

調べたら12シーズン?もあったので、最初の1、2話だけ見てから
シーズン5のゴッホの回にいきなり飛んでみました(笑)

結局ゴッホの運命は変えられなかったけど、未来では名誉と称賛を
得られると知った上での最期なら、現実みたいな孤独な死は回避
できたのかも。。と思いながら見てました。

でも、希望に満ちた人生だったら、あの独特の感性で絵を
描くことはなかったですよね、多分。
ドラマでは自殺の原因は語られなかったけど、もしかしたら絵を
描くことが出来なくなったんじゃ。。と妄想しました^^;

人生万事塞翁が馬、幸も不幸も死ぬまで分からないっていうし、
なにが正解かは分からないですね。。
最終的には、なにが幸せか、なんて考えること自体野暮なんだろうなぁと
いう結論に至りました(笑)

ドラマのセットは、ゴッホの部屋が絵画そのまんまで思わず
笑ってしまいました^^楽しかったです♪


絵画の撮影や動画はみたいな企画は、これから増えたら楽しいですね。
とりあえず、わたしはエッシャー展がすごく見たくなりました^^
次回来日が会ったら絶対行こうと思います。でも、まずはコロナ収束が
先ですよね。。


気持ちに余裕がない時は、アート類って確かに横に置かれてしまうと
思います。でも、コロナとか大雨の災害とか、不安になっているときに
音楽とか絵画とか、"人が創ったすごいもの"にふれると、勇気や力って
湧きますよね。それが美しいと感じるものなら尚更。

今回のGoToトラベル、東京都はお預けになってしまったので都内に
引きこもりますが^^;でもいい機会なので散歩したり、
七福神巡りをしたり(笑)して地元の歴史や文化を楽しもうと思ってます♪

でももう土曜日。。連休なんてあっという間ですね^^;
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2020/07/23 15:08
そうなのです。
撮影出来るのですよ。
二度見、三度見の良~く確認してから、我慢出来ずにスマホで撮りました。
限られた絵画のみですが、たまたま、会場内もゆったり。
絵画自体は小さいですが、「ボルジア家の人々」ってのもありましたよ。
セレさまの所へ送る事が出来るのなら、撮った画像、全部送って差し上げたいです。

エッシャー展だけは、多少混んでいようとも、私的には、これだけは観るです(苦笑)
かなり昔にそごう百貨店が健在であった時、その中の催しとして見ましたが、その時
圧倒されました。
再度日本で公開されるのはないかも知れないと思って、行って来たのですが、幸い
ゆっくり回って観る事も出来ましたし。
これも運ですね。

ラファエル前派は見応えがありましたよ。
後半はウィリアム・モリスの装飾用調度品、大皿とか日用品も展示。
モリスのデザインって、今も現在に浸透してますから、馴染み深かったです。
また、こう言う興味深い催しがあればなぁと思います。
とにかく、コロナが少しでも治まってからですね。

文化・芸術はこう言う時、一番後回しとか、とかく蔑ろとは言わないまでも、隅っこに
押しやられてしまいがちですが、こんな時こそ心と眼に栄養。
腹は満たせないかも知れないですが、心が豊かになるような気がします。
たった一輪の花が、人を勇気付ける力を持っているように。
芸術の在り方って、小難しく考えなくても、案外そんな物なのかも知れませんね。
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2020/07/21 21:34
『出現』は何年か前の展示会で見ていました。
テレビで紹介されていて、見たくなって美術館に行ったのですが
本物だとやっぱり迫力がありますね。
ただ、混んでいてゆっくりは見れなかったので、チャンスがあったら
もう一度見たいと思ってます。

美術館で撮影できる、なんてことがあるんですね!
わたしは見たことないです。撮影禁止のところばかり(´・ω・`)
しかもロセッティが直撮りできるなんて驚きです。

ラファエル前派もとても素敵ですよね。
以前、ミレイの『オフィーリア』を見ましたが、かなり幻想的で
素敵な絵でした。
そういえば、このオフィーリアのモデルになったのが
ロセッティの奥さんだったような。。??
これももう一度見たい絵の一枚です。

ニャンディさん、いろいろとご覧になられてるのですね。
エッシャー展も面白そうですね。いつだったか東京に来てたけど、
めちゃくちゃ混んでたような記憶が。
動画、いいですね^^自分が入れるなんて楽しそう&貴重です^^


コロナ騒ぎをきっかけに、いろいろとお預けになってしまったけど、
なにか少しでも良い方向に進むものがあればいいですね。

わたしも、アンテナだけは伸ばし続けておこうと思います^^
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2020/07/21 13:56
検索したら出て来ると思います。
ドクター・フーのゴッホ。
とても切ないんですけどね。
未来で成功した現場を見ても、ゴッホは自殺してしまいましたから。
ドクター・フーの話は、時々、心に残る話が多いですね。
英国の国民的番組と言っても過言でないです^^;

サロメの「出現」は絵葉書で分かりにくい所が、生では分かりましたね。
一度、ご覧になったのですか。
それなら、あの絵の素晴らしさなど、説明不可で。
全体的に神話をモチーフにした内容で、いろいろと楽しめました。
美術館にしては画期的な、一部に限り、撮影出来る所もあって、ラファエル前派の
展示物で、好きなロセッティの「記憶の女神」とか、スマホで撮って来ました。

会場には足を運べない美術好きのリア友達に、画像を送ったら喜んでくれましたよ。
画期的な試みの撮影許可は、私が足を運んだあべのハルカス美術館だけなのかな(・・?
過去に騙し絵で有名なエッシャー展があって、そこも一部撮影可能。
しかも動画になるんです。
「相対性」と言う作品でしたが、自分の姿が絵の中入って、しかも動く!
今の時代ならではの遊びですが、ちょっとぐらい並んでも、絶対に損はないと、
他の人にも勧めたい代物でした。

コロナ騒ぎになってからは、なかなか気軽に出歩けなくなりましたが、アンテナだけは
伸ばそうと思ってますゞ
ゴッホ展はコロナのおかげで、会期を切り上げる憂き目に遭ってしまいましたが。
本当に残念で。。。
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2020/07/20 22:37
ニャンディさん

コメントありがとうございます^^

人気のある画家の展示会は、ほんとうに混みますよね。
確かに、肩をぶつけながら鑑賞するはちょっと。。と思ってしまいます^^;
時間制限をつけてもいいから、このまま予約制のシステムが普及すると
いいなぁと思います。ゆったり見たいですよね。

3展の連続開催なんて、とても豪華ですね。
どれも好きな系統なので、わたしも観てみたかったです。

伝説や神話をモチーフにしたものもそうですが、
特にギュスターブの描くサロメの『出現』を観たかったです。
以前観たことがあるのですが、本当に素敵でした。

宗教画は象徴物を知ってから見るとさらに深い鑑賞が
できるらしいのですが、わたしはそこまで至っておらず。。
ただただキレイだなぁと思いながらいつも見ています^^;

ドクター・フーは、見たことありませんでした。
SFなんですね。そもそもタイムトラベルとかパラドックス系の話が
大好きなので、ゴッホが絡むならぜひ見てみたいです。

ありがとうございます、探してみますね^^
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2020/07/20 13:05
私も絵画は好きですが、押し合いへし合いで観る物ではないと思うので、
よほど好きでもない限り、なかなか足は延ばさなくて^^;
去年あたりから今年に掛けて、西洋美術の画期的な企画があって、三作品を観て
来ましたが、これは良かったですよ。
ギュスターヴ・モロー展・ラファエロ前派の軌跡展・カラヴァッジョ展です。
西洋美術が3展連続開催されるのも珍しく、お得なチケットが発売されたので
買い求めました(苦笑)

ゴッホはいろいろな伝説がありますね。
どの道、破滅するしかなかったのかな。
あの独特のタッチは観る人の感性に訴える物がありますよ。

そうそう、蛇足ですがゴッホの話で、良いドラマがありました。
BBC放送の「ドクター・フー」シリーズの中で、ゴッホが登場。
主人公のドクターは時空を自由に行き来するのですが、彼が訪れた地にゴッホが。
ゴッホが死ぬまでの時間枠に、ドクターたちが介入します。

歴史の流れは変える事が出来ませんが、救いがありました。
ゴッホは未来の世界へ飛んで行き、自分の絵画か飾られている美術館を目の当たりに
見るのです。
ドクターシリーズは長いので、ゴッホが出て来る話は、シリーズの後半だったかな。
第五シーズンです。
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2020/07/17 18:43
ねこさん

ゴッホの絵の前にお客さんが数人程度。。なんて、
今までにない経験でした。
土日はもう少し混むかもですが、今は意外とチャンスかもしれません。
気を付けながらの鑑賞にはなりますが^^;

確かに日本人は印象派が好きですよね。 柔らかい感じがするからでしょうか。
わたしは印象派も好きですが、バロック系も好きです。特にフェルメール♪
ゴッホもですが、光を描く画家が好きなのかもしれません。
見ていると癒されます。

今回モネは『睡蓮の池』が展示されていました。とても素敵でしたよ。
国立西洋美術館の常設にもモネの絵がありましたよね。
むかし行ったことがあるのですが、その頃はそれほど絵に興味がなかったので
あまり記憶に残っていません^^;
でも、ピカソもあった?気がするし、名画が揃っているようなので
改めて見に行ってみたいです。
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2020/07/16 21:35
セレさんはwarabiさんちにもお立ち寄りになっていらっしゃるのですね♪

私は大半の日本人が大好き(だと思われる)モネ、ゴッホ、ルノワールといった印象派が好きです。セレさんはどんな画家がお好きですか?

美術館には年に3〜4回くらい行きます。自分の日記にも書いたのですが、東京にいるメリットのひとつは、世界の名だたる名画が怒涛のように押し寄せてくれること。ほんと東京は、世界でも類まれな都市のひとつだと思っています。

ゴッホ主体の展覧会は本当に混みますよね(><)。押すな押すなとまではいきませんが、人垣の先に絵があるというのは結構ありがちですよね。でも、今回頂いたセレさんの情報によれば、今回は人が少なく贅沢なひとときが味わえたとのこと。そんな機会なんて、もう二度とないかもしれませんよね。(人数を制限した特別チケットが売られているときでも、結構な人数ですから)。

私もセレさんとご同様、ゴッホの絵から入り、絵を見ているうちにその人となりにも興味が出て、あれこれ読んできました。なにかこう、彼の人生のアウトラインを押さえておきたいという気持ちが出てきますよね。

あ、そうそう、セレさんは国立西洋美術館の常設展ってご覧になったことはありますか?あそこは企画展もいいですが常設展もかなりステキです。誰も見なさそうな部屋の端っこにルノワールの絵がさりげなく飾られていたり、えっ!という名画が無造作に並べられていたりと、【名画の佃煮】っぽい感じがするのが好きです。

また遊びにきます(ぺこり)。
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2020/07/16 18:42
ねこさん

コメントありがとうございます♪
ねこさんのこと、以前、warabiさんのお庭の伝言板でお見かけしました^^
でも、はじめましてですね。

美術館、わたしもちょっと行くのを悩みましたが、快適でしたよ^^

以前ゴッホ展に行ったときは入場する前から行列が出来ていて、
室内も満員電車のようでゆっくり見ることが出来なかったのですが、
今回は人も少なく、ほんとうに贅沢に鑑賞出来ました。
館内のスタッフの方も、とても丁寧で親切でした^^


ゴッホが売れなかったのは、本当に不思議です。
『星月夜』とか、すごく素敵なのに。。
狂人と思われちゃったのかな。。とも思いましたが、『星月夜』が描かれたのは
耳切り事件の後だし。普通じゃないから描けたのだとしたら、複雑ですね。。


ピータードイク展についての日記、拝見しました。
最近はまた感染者数が増えたので微妙ですが、10月まで開催してるようなので
もう少し落ち着いた頃に足を運ぶのもいいかもしれませんね。
日本初個展らしいですし、観賞出来たらいいですね~^^
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2020/07/16 18:24
ソラさん

コメントありがとうございます♪

わたしはネットで予約しました。残念ながら当日券はないみたい。
予約は出来そうだけど、土日分はすぐ売り切れるかも。平日分は余裕でした^^

ひまわり、バブルの頃に日本人がゴッホの絵を落札したんだよ、約50億だよ~
と聞いて、SOMPO美術館に見に行ったんですw

その時はふーん、って思っただけだったけど、ゴッホの色々な絵を
見たり、人となりを調べたりしてるうちにどんどん興味がわいて、
展示がある度見に行ってます。今は、控えめにいってかなり好きw


バイオアートは『未来への可能性』っていうテーマもあったから、
そういう方向で玄孫さんを説得したのかな?と思ったり^^;

そういえば、3Dプリンタで人間の内臓やら血管やらを作って移植する
実験が始まってるっぽいですね。時代。。。!

そうそう、なので阿部定さんのような人がいても今後は安心wヾ(・ω・o) ォィォィ

さらにそういえば、以前、図書館で「19人の阿部定」という本を
読んだ記憶が。似たような事件、実はいっぱい起こってるっぽいですよ。。
お気をつけて?w
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2020/07/16 00:39
はじめまして。新着日記から来ました。
ロンドン・ナショナル・ギャラリー展に行かれたんですね。
私も行きたいと思っているのですが、この時期なかなか行く勇気が出ません。
入場制限をしてくれていることは知っていますが、腰が重いのも事実です。

ゴッホの絵を見るたびごとに、セレさんがお書きになっていたことが脳裏に浮かびます。
そしてそれを思い出しながら、彼の絵を鑑賞しています。
生前、絵が売れていれば、もっと違う人生になっていたのかなとも思います。
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2020/07/15 21:56
英国が誇る世界屈指の美の殿堂~ロンドン・ナショナル・ギャラリー展いいね(((uдu*)ゥンゥン!
是非とも行きたいところだけどw
前売り券~招待券無いと難しいのかな(;^_^A

先日~散策してたら ひまわり~が咲いてた✿
ゴッホ そして ゴーギャン
ひまわり~に そんな逸話があったんだね(゚д゚)(。_。)ウン!

ゴッホの左耳を「生きた状態」で再現したバイオアート作品
噂では。。
それにしても~ゴッホの 玄孫さん よく協力したものだね^^;ww

今後~似たような作品が他にも出てきたりねw
例えば・・・「阿部定事件」の ホニャララとか(/ω\)!ヾ(-_-;) オイオイ(笑)w




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