Nicotto Town


日々の愉しみ


39:蒙霧升降うと、五里霧中は意外とそうでもない



暦の上での四季は秋ですが。

最高気温が40度を超えたらしいし、秋の気配は皆無ですね。。w

いまの七十二候は蒙霧升降(ふかききりまとう)」。

「のうむしょうこうす」とも読むのですが、個人的にはふかききり~と
読むほうが好きです。理由は。。なんかカッコイイから?w


まだまだ残暑は厳しいものの、そろそろ涼しい空気が漂いはじめ、
朝夕の森や川辺では、冷えた水蒸気が霧となってあたりを白く
薫らせている。。そんな季節とされています。


朝に煙る風景を、昔の人は春には「霞」、秋には「霧」と呼んで
季節で使い分けていました。平安時代にはすでに住み分けがされて
いたようで、万葉集にも季語として「霞」や「霧」という言葉が
たくさんでてきます。
どちらも似た現象ですが、それぞれに風情を感じとっていたのでしょうね。
さすがは貴族文化。風流。。(*´ー`*)


霧に似た言葉には靄(もや)もありますが、ふたつの違いをざっくり言うと、
1キロメートル先の物が見える状態を「靄」
1キロメートル先が見えない状態を「霧」
と呼ぶようです。

どうしていいのか分からず判断に迷い、先が見えなくなることを
「五里霧中」といいますが、日本でいう一里とは、約4キロメートル弱。
つまり、1Km先が見えない状態が約20Km続いている。。というような
意味にも取れますよね。

でも一里って、実は中国だと500mで換算するのだとか。
ってことは、約2.5kmです。一気に1/10になりましたw

まぁまぁ遠い距離ではあるけれど、そのくらいなら、ちょっと頑張れば
意外とすぐに抜けられそうな気がしますw

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2020/08/19 15:47
ソラさん

コメントありがとうございます♪♪

霞が関~そうですね、お堅いイメージだったけど、春由来とだと
考えるとちょっと素敵かも(・∀・〃)

邪馬台国の場所は結局どこなんだろう?大穴で沖縄でした、とかないかなw

彼の地の推定地って、30か所?くらいあるんですね。
実は、推定地とされている地域全部に邪馬台国の支店があって、それぞれに
卑弥呼さんがいました、みたいなオチだったりしないかな~
↑バイトリーダー扱い。。w

むかしから、卑弥呼の「卑」の字が気になってます。女王だったはずだし、
アマテラスの化身とまで言われてるのになぜ?^^;
くわしい文献がないっていうし、いろいろ妄想wは尽きないですね~
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2020/08/19 15:38
クニさん

コメントありがとうございます♪♪

散歩が好きなので、季節に関しては興味があります^^
近所の神社や庭園によく行くのですが、季節ごとに雰囲気が変わるので
楽しいですよ。

今年はコロナ騒ぎでお花見もお祭りも中止になってしまって、季節を
感じることが少ない気がします。気づいたらコロナの話だけで今年が
終わってしまいそう^^;

せめて食べ物や果物で季節感を味わおうと思ってます。
ということで、今日は夏野菜のカレーを作るかなw♪(о ̄∇ ̄)/
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2020/08/17 21:42
「霞ヶ関」~は春に名付けられたんだねきっと(´ー`*)ウンウン!

一里~日本と中国で実際の尺度に違いがあるのも知らなかった
( ..)φメモメモw
500mなら簡単に歩けるけどw4km歩くのは大変だ(;^_^Aw

邪馬台国の実在した場所 論争も
一里が500mと4kmでは だいぶ違いが出てくるけど・・・
まぁ魏志倭人伝は中国の書物だから当然500m換算かな(´ー`*)ウンウン!w


それにしても~早く秋の気配を感じたいものですな(*´ω`*)!
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2020/08/17 20:19
霧と靄の違いを初めて知りました。
もっとビックリしたのが「五里霧中」の、はっきりした意味。

セレさんは博学ですね!
今日も勉強になりました♪

四季に関係することが好きだったりしますか?




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