Nicotto Town


日々の愉しみ


44:鶺鴒鳴くと、死者をまもる花


まだまだ気温の高い日がありますが、日差しは柔らかくなってきたような
気がします。涼秋まではもう少しですね~


こよみの四季、七十二候は鶺鴒鳴く(せきれいなく)」


セキレイという鳥が鳴き始める頃、という意味ですが、春に鳴く
ウグイスとは違って、セキレイは季節を問わず鳴いているので
なぜこの名前になったのかは不明とのこと。

でも、セキレイの『鶺』には背筋、『鴒』には 冷たく澄んでいる、という
意味があるらしいので、うだるような暑さから解放される秋のはじめに、
凛と筋を伸ばした美しい鳥の涼やかな声が聞こえてくる、そんな情景に
秋を感じたのかな。。と勝手に妄想してますw



花屋さんには、すでに秋の花が出回ってきました。
ガーデンイベントでもリコリスの種が出てきましたね~
ちなみに、9月14日の誕生花はリコリスだそうです

リコリスはヒガンバナ科の花で曼殊沙華の仲間です。
でもリコリスは可愛いのに、ヒガンバナにはちょっと怖いイメージが
ありますよね。不吉というか。。


ヒガンバナは、その根にリコリンという可愛い名前の猛毒を持っています。
アルカロイド系の危険な成分を多数含んでいるということで、別名も
「幽霊花」「地獄花」など、なかなか怖いです^^;

でも、毒を持っているのは外敵から自身の根っこを守るため。
昔の人はその特性に気付き、遺体が害虫やモグラに荒らされないよう
墓地にたくさんのヒガンバナを植えました。
江戸時代や戦時中の飢きんの頃には、毒抜きしたヒガンバナの根っこを
食べることで大勢の人が助かったというし、正しく使えば漢方薬としても
使うことができる。


死者を守り、生者を救い、病気を癒し。。
ヒガンバナって、実はすごい子なんですよね Σ(゜゜)


毒があるから怖い、不吉だから近寄ってはいけない、という風に言われてきたのは、
大事な花なので適当に扱ってはいけない、大切に守らなければいけない、という
昔の人の知恵でもある気がします。

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2020/09/13 21:22
ソラさん

コメントありがとうございます(〃^∇^)ノ♪
セキレイがいなければ日本人は生まれていなかった、ということに
なりそうですねw
でも確かに、陰陽を思わせる白黒の美しい鳥なので神さまたちの
仲を取り持つ役柄が似合う気がします。

リコリス、甘味料になるんですよね~以前ハーブとして買ったことが
あります。味は独特だけどダイエットにいいっていうから、ハーブティ
飲みながらクッキー食べてみたけど痩せなかったww

彼岸花って別名は怖いけど、花言葉は「情熱、また会う日を楽しみに」
だし、(ニコッとガーデン、彼岸花の詳細よりw)ホントに線香花火みたいな
独特なフォルムがキレイだと思います^^
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2020/09/13 15:32
セキレイ~長い尾を上下に振って可愛いね(´ー`*)ウンウン
日本神話にも登場する由緒正しい鳥らしくw
イザナギノミコトとイザナミノミコトに、尾を振る様子で
男女の交わり方を教えたということから「恋教え鳥」とも(/ω\)!w

リコリスと聞くと生薬やお菓子などの甘味料に使われる甘草の別名の方を思い出すw
リコリス味の真っ黒なアイスも昔あって 珍しく不味いアイスとして記憶に(;^_^A

園芸種のリコリスは~そそヒガンバナの仲間だね~!

曼殊沙華~私も好きな秋の花の一つ~✿
此方は子供の頃~積んで帰って来たら 毒があると怒られた想い出が( ノД`)シクシク…w

でも~鮮やかな線香花火にも少し似たこの花が今も好きです~(*´ω`*)!
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2020/09/12 23:29
クニさん

さっそくのコメありがとうございます(〃^∇^)ノ♪

リコリス、海外では人気みたいですね~色もカラフルで可愛いし。
彼岸花は、好きな秋の花のひとつです^^
一輪挿しでも絵になるので、手軽に買えるのも好きなところw

十二国記って、まだ読んだことないけど多分好きなジャンルですw
それぞれで主人公や世界観が違うって、面白いですね。
本は、魔性の子が1巻ってことでいいのかな?
アニメもあるようなので、今度探してみます^^

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2020/09/12 22:41
こよみの四季の表現やニュアンスが私の大好きな本
「十二国記」に登場するような感じで好きです。

リコリスがニコタで登場となった時に私もググってみました。
確かにヒガンバナ科なのに、随分と違う印象だなと思いました。
彼岸花って独特なイメージがあったけど意味を知ると
なるほど~凄い子って感じですね♪
ニコタみたいに画像にすると結構、好きです彼岸花w




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