黒猫
- カテゴリ:ペット/動物
- 2009/11/22 00:59:57
私は元来動物が好きだが、どちらかと言えば犬派だと思う。
と言っても、本当に一度は飼育してみたかったのは黒豹なので、純粋犬派とは呼べないだろう。
子供の頃に動物園で見た、あのヌメヌメとしたビロードのような美しい動物が、肉を引きちぎる様を見ると、どきどきして目を見開いて見つめてしまったのだった。
信じられないくらい柔らかに、牙をたてて、直近まで生きていただろう命を食らう。
それはライオンでも、虎でも同じはずなのに、黒豹に魅せられてしまったのは、黒色の持つまがまがしさにも原因があるだろう。
子供達が育つ時期には、犬を飼育できる環境ではなく、やむを得ずに黒猫を数代続けて飼っていた。
これも、実はこだわりがあって、日本猫の本物のカラス猫を探し続けた結果だった。
血統書などは特に欲しくはないが、やや鋭くしかも優しい眼をしたカラス猫は、残念ながら見つからなかった。
それも、夢中になって探したのは、片方ずつ色の違う金眼銀眼の猫だったのだ。
おそらく、江戸川乱歩あたりの小説の影響で、潜在意識に刷り込まれてしまっていたのだっただろう。
黒猫は、飼い主の運と大きく影響があると言われている。
飼い主と運の強弱がつくというのである。
黒猫は、三代続けて車にひかれたり、病死したりした。
飼い主の不運を持って行ってくれたはずだった。
まあ、残念なことだが、その後の自分の有り様を思い起こすと、不運も少なくなかったので、あくまで迷信にしか過ぎないのだろう。
年月が過ぎて、いま我が家に鎮座ましましているのはチンチラシルバーの白猫である。
知らぬウチに娘がもらってきて、結局そのままになった。
まさかマジックインクで黒にするわけにも行かず、そろそろ13歳くらいの老猫になった。
未だに、素直に抱かれたことがない。
かみつき、ひっかき、威嚇する。
魚を食べていると、ようやく食べたいと傍に寄ってくるようになって3~4年でしかない。
オレは男だ。
ついでにものを慈しむことを言葉で知っているだけの生き方はしていないよ。
本当に涙の枯れ果てたあとの慟哭を経験するくらいの深い悲しみを、安易な縁という言葉に置き換えることはできないなあ。
このようなゲーム系のブログや板では、もう少し言葉を選んだ方が良いと思うよ。
小学生からある程度の年配者までいるところで、オレは年配者に人生訓をたれるくらいの不作法はやるべきではないと思うのだが、どうでしょうね?
存分に、可愛がってやってね!
やはり、私もそうだと思うことが多いのです。
飼い主を守ってくれる。
私は自分の百頭を優に超える犬たちを殺しましたし、犬や猫に限らず、鶏も小鳥も魚たちも傍に置いてきて、私が65歳になったら、動物たちがすべていなくなるようにと計算をして飼い続けました。
動物は嘘をつかないというけれど、そんなことはないですね。
私は結構だまされている。(**;)
どんな子の死も悲しかったけれど、残っている連中ももうみんな高齢なので、いなくなったあと耐えられなかったら、奴らを追いかけていってしまうのも良いなあと思ったりするのですよ。
ふうちまは19歳に腫瘍が発見されたのですが
その時にいたドーベルくんが癌で急死してわたしは助かりました・・・
(スピ能力のある方に5年後に「あなた黒い犬が憑いてますね?
あなたは19歳の時に大病するはずでしたが身代わりになってくれたのでしょうね」と言われ号泣でした...)
そして今回またわたしの左首リンパに無痛の無数の(10個以上の)しこりが発生し、
検査に行こうとしていた矢先に二代目ドーベルくんが悪性リンパ種で旅立ち・・・
わたしのしこりはきれいになくなったのでした・・・
人間同士は運命を代わる事はできないと言いますが、動物はあるのではないかと感じています。
わたしはそんな尊い魂を持った彼らを、ずっと大切にして行きたいと、心からそう思います(*´ω`*)