近くにあるリンゴ農園は、旬になると半端な規格外を袋に詰めて、無人販売を家の前でやっている。
格別美味しいとまで言えるものではなく、しかし新鮮なことはとびっきりなので、いつも１０００円札一枚を置いて購入してくる。

小さな５つくらい入ったものが１袋１００円だったときにはホウボウに配りまくって、自分の家では焼きリンゴで食べる。
生食も美味しいのだが、新鮮なものを６００ｗくらいのレンジだと、５～６分。

私は皮をむかないで、実を食べてから皮と汁に焼酎を注いでリンゴティのようにするのが好みだ。
昔はばりばりと皮のまま食べるのが好きだったのだが、歳になったと言うことだろう。
歯に負担が来るので、もうリンゴは柔らかい方が良い。

季節的にイチジクの季節には自家製のジャムを大量に作るので、そのイチジクジャムが終了してしばらく後にリンゴが出てくるのだから、とてもありがたいのである。

あちこちから持ち込まれるのだが、親戚知人から持ち込まれるのはさすがに一家言をひとしきり聞かせられるので逃げて中身だけを戴こうという魂胆だ。

訳あって、今我が家は名のある塩が５種類そろっていて、あげくには例のハーブがそろっているので、これでムースなんぞを用意してしまったら、贅沢なことこの上もなくなる。

今日の鍋物は我が家定番で牡蠣貝と鱈のぶつ切り、ネギ、白菜、かまぼこ２種を薄口醤油で煮てぽんすタレにとって食べるのだ。
これがうまい。今日は締めに餅を入れたのだが、残った汁は明朝おじやで１食なのだ。

これらのツマには青ミカンとゆずを少々を先ほどの焼きリンゴにかけて食べると何とも言えない。

今ハーブビネガーはかなり、苦みの強いセンブリも混ぜているので、癖になるような気持ちの良い苦みがたまらない。