総理大臣の椅子
- カテゴリ:日記
- 2009/12/11 00:53:06
文章の引用には気を付けている。
特に、引用したものからさらに引用すると言うことは自らに戒めているところなのだが、あまりにもおもしろい対比なので、笑ってしまった。
引用から引用することを孫引きと言うのだが…
----------------ここから
昔は選挙権をもっているということは、たいしたことであった。
私の家は小石川であったが、もちろん有権者ではなかった。
選挙になると、鳩山一郎さんが家の子郎党をひきつれて、戸別訪問をやる。
大通りの肉屋、米屋、それらの店先で、紋付き袴の十数人が、一列横隊で低頭する。
子供心にもたいしたものだと感心した。
これは忠君愛国ではできない芸当で、立身出世したくてしたくてたまらない人間だけがあえてなしうる。
これでこそ、鳩山さんは、総理大臣になれたのである。
ーー戸川幸男
石原慎太郎監修「人を感動させる名文句」より
昭和44年1月15日初版
----------------ここまで
おそらく、戸川幸男は戸川幸夫の間違いだろう。
石原慎太郎は、現東京都知事である。
鳩山一郎は鳩山由紀夫の祖父。
戸川幸夫は、晩年に対談した知人が「あれほど威張り腐ったくだらない男に出会ったのは初めて」と酷評をしていたが、動物文学の功罪も著しくあるので、論評を避ける。




























ん……想像もつかなかっただけに、
それはあまりにもひどい話ですね。
目先のことしか見えてなかったなんて。
興味深いどころか、幻滅ですね。
残念なことです。
戸川幸夫の動物文学に影響を受けたのは私を含めて非常に多いでしょう。
間違ってならないのは、彼は自分を動物学者であると錯覚してしまったところにあります。
小説は読んだことがあるけれど、彼の論文は読んだことがありません。
調査したけれど見あたりませんでした。
知人は重要な資料を無理に横取りされたと言っていました。
いきさつを聞くと、一旦知人が譲り受けて表具までしていたものを、聞き知った戸川幸夫が元の所有者にあること亡いこと吹き込んで取り戻させて、自分のものにしたそうです。
やってはいけないことですよ。
知人の名誉を誹謗中傷して傷つけ、強奪したのと同じことですから…。
わたしも都内のB区界隈に住んでいたことがありますが、
鳩山一族は、いまでもあの辺の選挙区では根強い人気がありますね^^
時代が変わってもゴルフコンペをやったりしてたし、
政治以外の義理を感じてくれる人々がまだ多く残っているということでしょうか。。
戸川幸男氏が感心してしまうくらいに、自分の道を信じて一途に我武者羅になれば、
やりたい目標には誰でも近づけるし、願いを叶えられるのではないかと、
とても勉強になりました。方法はいろいろですが^^;
戸川幸夫の動物文学は好きなので、ちょっと意外な酷評ですね。
人間にはいろんな顔があって興味深いです。