Nicotto Town


心理カウンセラー


【現代の医療】

【現代の医療】
現在の医療は目覚しい発展を遂げているのか…と言うと私の主観ですが、まだまだの様に感じます。


人の苦しみを医療でどこまで解決出来ているのかと考えると、多くの病態が未解決のままだと言えます。


これはあるドクターの話ですが、病気の約90%は治らないか、進行を抑えるくらいとの事です。


例えば、歯科の治療などに関して言うならば、一度虫歯になってしまった部分は削取るしかありません。


歯牙はマクロの世界で見るとストローが束になったような構造になっています。


このストロー状の中に虫歯菌が入ってしまうと現代の医療では、ストロー状の組織から虫歯菌だけを取る事はできないため、削取る以外方法はありません。(3MIXーMP法と言う削らない方法もありますが保険適用外で今の所、主流ではありません)


当然、削る方法は、健康な歯牙の部分も削り取ってしまう事になります。


削り取った部分には、インレーと言われる詰め物や、クラウン、メタルボンドといった被せ物で補綴します。


それらの詰め物は、 肉眼ではしっかり隙間なく入っているように見えても、マイクロスコープと言う顕微鏡で見ると、小さい隙間が詰め物の周りにはできています。


当然、この隙間から虫歯になっていく可能性は0%にはできません。


すると次の段階の虫歯では、象牙質が侵され、そして場合によっては歯髄腔まで侵されます。


歯髄腔近くまで侵されると、抜髄という治療を行います。

これは、根幹治療ともいい、歯髄腔の中の神経をすべて抜き取り、歯の中身をきれいにします。


その後、きれいになった歯髄空の中に、シーリング材と言う物を歯の先端部までしっかりと詰めます。


これを根幹充填といいます。


この根幹充填は、歯の根本の先まできれいに充填されていないと、数年後、あるいは数十年後にまた虫歯になってしまいます。


根幹充填は技術的にも難しい治療の上、完全に無菌化する事が極めて困難である為、うまく治療が行えたかどうかは数年後、または数十年後にならないとわからないという不安定な部分もあります。


歯科の治療だけを見て、医療のすべてを語る事はできませんが、現代の医療とは、やはり進行を抑える、あるいは進行を遅くさせるといった治療が主流のように私は感じます。


このような側面から医療を考えると、健康でいるという事は、いかに予防というものが大切かが感じられます。


すなわち、自分の体に起きた異変は放置せず、スグに病院や身内に相談する事が重要ではないかと私は考えます。

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2013/08/29 18:25
はじめまして。
広場から失礼します。

わたしは医学生で将来リハビリ系にすすみます。
技術や薬は日々進歩していますが
患者さんに寄り添う医療はなされていないと思います。
確かに医師、スタッフが不足しているということが
大きな原因だとおもいますが、
しかしそれらの事情は患者さんには関係ないことで、
患者さんは医療従事者を頼って診断、治療を求めると思います。
患者さんの不安が完全に拭い去ることは難しいことだとは思いますが、
親身になって寄り添う医療ができれば不安の軽減につながると
わたしは考えるので、将来わたしはそんな医療従事者になりたいです。

いきなりの長文、しかもブログの内容とずれてしまってますが
医療について書かれていらっしゃったので、コメントしました。
長文失礼しました(@_@)



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