【バイアス】
- カテゴリ:人生
- 2013/08/25 10:37:44
心理学で言うバイアスとは「先入観」という意味や「偏った」という意味があります。
例えば、我々は様々な情報の中で生活をしていますが、その情報は限られたものが非常に多く存在します。
その限られた情報で色々な判断をして生活しています。
例えば、私という人間の情報は、このブログやプロフィール、アバターなどが情報源の一つとしてあげられます。
この情報でおおよそのイメージができるかもしれませんが、実際はイメージ通りの存在ではないかもしれません。
これは【視野狭窄】のブログでも触れましたが、人はある一定の情報で対象を決定づけてしまう心理があります。
そこで私は、ちょっと知りたい事が浮かんだのでネットで調べて見たのですが、交流サイトにおいて、女性のキャラクターと男性のキャラクターではどのような差があるのかについて調べてみました。
私の調べたサイトでは、可愛い女性キャラクターだと良く話しかけられ、会話も弾むそうです。
一方、男性キャラクターでイマイチの容姿のキャラクターを作ると誹謗中傷も多く、会話も弾まなかったそうです。
このキャラクターの操作人は勿論、同一人物です。
このように人は、ごく僅かな情報で相手を決定づけてしまう傾向があります。
これらを「バイアス」と心理学では言っています。
そして私も今、バイアスがかかった状態でこのブログを書いています。
今、書いた上記の斜線太文字の部分は「確証バイアス」と言います。
自分にとって、都合の良い情報だけを集めて、自分の考えや理論が正しいと思い込むバイアスです。
自分にとって「確証」が欲しい為に、自分の考えに沿った情報だけを集めてしまったのです。
人がバイアスのない状態で物事を判断するのは難しい事なのですが、これが精神的に困窮されている状態になると、特に悪い方向にバイアスが生じやすい為、それが改善の障壁になることがあります。
大学の先生は「必ずデーターの数値をもとに判断してください」と言う事を常に言っていました。
心理学は非常に曖昧な学問になりやすい為、実験やデーターと数値に非常にこだわります。
それが実験心理学や統計心理学です。
複雑な数式が色々出てくる、とても心理学とは思えない学問です。
しかし、心理学はこのデーターや数値を参考に色々な仮説や理論を立てている為、かろうじて学問として存在しています。
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- あぺる
- 2014/02/27 18:40
- 見た目は確かに重要だと思いますね。仮想空間も現実も!(笑)
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