小さな子供さんなどを見ていると、お腹が空いたりすると、ぐずり出す光景を時々目にします。

これは大人でも同じで、空腹になってくるとイライラしてくる方もいるようです。

空腹と言う状態は、脳にしてみれば一種の緊急状態と考えられます。

そして空腹は血糖値を下げてしまいます。

血糖値が下がると、糖分で活動している脳は困ってしまいます。

そこで脳はアドレナリンを放出して、筋肉中に含まれるグリコーゲンから糖分を血液中に放出させ、脳に糖分の補給を始めるんですね。

これによって血液中の血糖値は上がり、とりあえず脳が一安心するワケです。

ご飯を食べていないのに血糖値が上がる理由はどうやらこの仕組みがあるようですね。

それからアドレナリンを放出していると言う事は、「興奮や闘争の状態」に突入してしまいますね。

これがイライラの原因になっているようです。

大人は、お腹が空いたからといってすぐに泣き出したりはしませんが、イライラの原因にはなるかもしれませんね。

逆に適度な空腹は、アドレナリンの放出により集中力は増すと考えられています。

しかしこの状態は長時間は続かず、短時間でイライラの原因につながっていくと言われています。

また、お腹いっぱい食事をすると副交感神経にスイッチが入り、「ゆっくり体を休めて消化吸収に専念しよう」と体がお眠りモードに突入するようです。

これが、お昼ご飯を食べた後の眠気なのかもしれませんね。

一番の理想は、空腹でもなく、満腹でもない。。。という食べ方が一番体にも集中力にも良いと考えられています。

昔TVのＣＭで、「お腹が空いたらスニッカーズ! 」と言うのがありましたが、私の場合あれをやると、胃が痛くなって仕方がありませんでした。・・・！

すにっかーずを食べるなら、最近では豆乳が空腹時にはオススメですね！。