Nicotto Town


心理カウンセラー


【死刑のボタン】

私の母は無類の本好きなのですが、母親の読む本ですが。。。

内容がヘビーな本が多いです。。。


そして最近読んでいたのは。。。。「死刑執行」。。。。


なんでまた。。そんな本をどこで手に入れたのか。。。

しかし私も興味本意で読んでしまいました。。。


現在、日本の死刑執行は絞首刑ですが、その執行の際に各、執行人が押すボタンが昔は3つだったのが、現在は5つのボタンで5人に押す方法に変わったそうですね。


なんでも3人でボタンを押していた時代に1人が押す事を「ばれないように拒み」、それが「執行のボタン」だった事が一つの要因だったとか。。。。


それ以外にも執行人の精神的負担の軽減など、色々な要因があるそうです。


執行人には「執行の手当」が付くらしく、また、執行後に清める意味で少量のお酒を飲むとも書かれていました。


その事を知っている死刑確定者が、死刑当日。。。。

 

「死人のあとの祝い水。。。」と耳元で囁いて執行室に歩いて行った者が居たとか。。。

 

法務大臣が死刑執行命令書に署名すると5日以内に死刑を執行しないといけないそうです。

法務大臣も厳しい職務でしょうが、執行人も厳しいでしょうね。。。

死刑執行の時間は、日本の場合、ほぼ朝10時に行われるそうです。

なので、朝の十時までに名前を呼ばれなければ、その日は「セーフ」と言う事でしょう。

死刑確定者は起床から10時までは怖いと思います。。。


そして死刑が執行されると1時間くらいで出棺となるそうです。


ちなみに、アメリカの死刑は夜中の12時から2時までの間に行われるそうです。

死刑の方法も薬物による執行で、チオペンタールで意識を失わせ、次にバンクロニウムで呼吸を停止させ、最後に塩化カリウムで心臓を止めるそうです。

日本の絞首刑に比べると「その時だけでも」穏やかに執行してあげようという意図が感じられます。

とは言ってもアメリカは電気椅子で一般的に執行していた時期もありますが(現在も州によってあり)。。。その残虐性への反省もあるのでしょうか。。。


話を日本に戻しますが昔は、拘置所の所長の権限で死刑執行の前日に、死刑確定者に好きなものを食べさせていたそうです。


死刑確定者からの注文で多いのはお寿司?だそうです。

でも、お寿司とか食べれる余裕があるのんですかね。。


現在では、死刑執行の前日に好きなものを食べさせると、自殺をしてしまうと言う前例があった為、現在ではこのような事は行われていないそうです。


要するに死刑執行は、当日になっていきなり言い渡され、朝の10時に執行されるという事です。

考えただけでも怖い毎日です。


なので、遺書を書きたい場合は、前もって書いておく必要があるようです。

死刑確定者にして見れば、死刑が確定した日から執行までが一番苦しいのかもしれません。


通常、私が死刑執行のボタンを押す事はありえませんが、陪審員制度になった現在では、自分とは全くの無関係とは言えないと思います。


現在では3分の2を超える国々で死刑は廃止されているようです。


「人が人を殺してどうなるのか?」といった問題や「単なる復讐ではないか? 」・「被害者の家族の事を考えたら当然ではないか?」と言った問題など色々な課題が山積しているようです。

私も死刑制度と言う意味を時々考えます。

ルールを守らなかったらペナルティーがありますよ・・・反省してください!。。。と言う意味で罰則は、必要かもしれませんが、殺してしまったら反省もできないと思いますが。。。


この死刑の是非を問う問題は、先進国である日本にとっては重要な課題の1つとなっている事は間違いないと思います。

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2013/11/04 05:35
死刑囚が原発を鎮める人柱になったというのは、都市伝説ではなくて、
両国の国家威信がかかって、超法規的な手段に出たんでしょうね~

これを言ってたのは、たしか東大工から東電に入った原子力技術者で、
あんまり現場が恐ろしいので、辞めて医学部に入り直した開業医のブログ。
ほぼ実話だと思っていいのかもしれません。

マスコミの監視の目さえないと、なんだってできてしまうんだなぁ、、と。
福1の場合は天災の口実もあるし、世界の衆目に晒されていたから、
まさかそういう荒っぽい動きまではできなかったんでしょうけどね~

終身刑や死刑囚の命をどう扱うか、今のように抹殺すればいいのか、
抹殺してはいけないのか(つまり法が裁ける範囲に限界があるのか)、
ということを考える時、死刑囚の命にも尊厳があるのか、あるいは、
市民社会の人柱の美名に隠れた【尊厳死】なら黙認されていいのか、、

宗教ならその判断できるでしょうが、人知や法では判断が難しい~
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2013/11/03 12:01
日本という国の因習は、確実にDNAに刻まれているのではないかと思える死刑制度です。
しかし…

少し近しい人に、迷宮入りになってしまった事件被害者のご家族がいます。
その方たちは、いつか捕まって死刑に、という言葉で生きておられました。
いろいろな考え方があるなか、日本という国の歴史は無視できないのかもしれないと、その方たちに会うたびに思います。
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2013/11/03 11:16
この問題は難しいですよね・・・。

一回誰もボタンを押さなくて、死刑執行が止まってしまったと聞いたことがあります;
死刑は、わたしは反対ですが、被害者の家族の思いなどを考えると簡単には言えないなーとは思います。
カウンセラーさんが言われるように、復讐になってしまうのかもしれませんね;
その状況になったことがないので、わからないですが、もし、復讐するにしても死刑よりも一生牢獄のほうが復讐になる気もしますね。しかも、それが冤罪であったのなら被害者がまた増えて、本当の犯人が外で生きているだけで、証拠もなくなってしまいます。本当に難しいですね;
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2013/11/03 07:39
死刑反対派です。
死んでも罪は消せないし、消えない。
人が人を裁くという事はどういう事でしょう?
被害者の側にも加害者の側にも立ってしまうので、私には裁けません。
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2013/11/03 07:22
連休中日に、なんとも重いブログテーマですが、、
憲法制定記念の文化の日スペシャル、ということですね。

しんりさん、日本は陪審員ではなく裁判員ですよ~^^
陪審員は量刑判断はしないですけど、裁判員だとさせられます。

親しい知人に重度の自閉症(通念の比喩でなく)の娘さんがいて、
何度も親子心中を考えつつぎりぎりでとどまった教員夫婦の話。

苦労して支援学校に通って、そこを卒業して、成人式を迎えて、
やれやれ、それまでの悲喜交交(ひきこもごも)をふりかえって、
じわっと安堵を味わっていたら、娘さんに裁判員の赤紙が~~、

まったく無作為ということなのでしょうし、辞退は可能でしょうが、
精神保健の適用受けながら、清貧な中で日々の楽しみ見つけ、
さぁ、これからだという矢先に、いきなり裁判員とは、
まったく、血が通わぬ行政にもほどがある~吃驚したというより、
この国何なの? とがっかりして脱力してしまったらしいです。

裁判員は犯罪者の生きてる価値の有り無しを判断するんですね。
裁判員裁判だと、法の精神よりも市民感情が大きく作用するのか、
死刑判決が多いようで、最高裁でひっくりかえることも。。

つまり司法が機能していない、ぶれているということだと思います。
そんなだと、死刑の是非を問う問題は、司法界では無理ですね~

遺族に対し犯罪者は死をもって償うべきという気持ちは、解ります。
でもそれが絞首刑でいいか、手間もヒマも勤務中の酒代かけて、
というあたり、もっと冷静に判断したほうがいいかもしれないです。

ふと思い出した話、確かなソースではないので割り引いてください。
ある時、東海か福島原発かが重篤な危機に直面したそうな、、
被曝があるので作業員入れない>< その時、製造元のGEから
氏名や所属をあかさない屈強な二人が派遣されてきたそうな、、

彼らは防護服もつけず、あっというまに修理工事をこなしてしまい、
どこともなく消えてしまったとか、、おそらく遺族に多額なお金が、、
そういう非合法的な闇の決死隊って、やはり司法取引でしょうか?

アメリカには死刑囚でなく、懲役200年ぐらい加算された人が
たくさんいますが、もし彼らが終身刑よりも自死を望んだ場合、、
そういうのってOKなんでしょうか? 執行人のいない死刑って
だれがその善し悪しを判断できるのかは、かなり難問ですね~



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