ある家族にＹ君と言う青年がいました。

Ｙ君は先日、 胃にヘルペスができてしまい手術のために入院しました。

Ｙ君は数年前に大学を卒業し、現在の就職先で精神的なストレスから胃にヘルペスができてしまって入院したようです。

ストレスの原因は、あまりにも多い仕事と上司との関係が原因だったようです。

Ｙ君の上司は、非常に物腰が低く優しい口調で話し掛け、特に厳しい上司ではないとのこと。

ただ、Ｙ君の話を聞いてくれない。。。と言った特徴があったようです。

Ｙ君の話からの憶測ですが、その上司は、いっけん優しく話はしているものの、典型的な「人の話を聞けないタイプ」？。。だったのではないか？。。。と思われます。

恐らくその上司の方は、部下と対等に話をしているつもりなのでしょうが、いつのまにか「一方的に部下に話を聞かせている状態」。。。になっていたのだと思います。

人は無意識のうちに相手の話を聞き入れてしまうと、「相手の条件を飲む事になるのではないか」。。。という反応が起こる事があります。

そういった場合、一方的に話し続けると言った現象が「火がついた様に」見られる方がおります。

自分の考えや正当性を矢継ぎばやに主張する事により、自分の心の援護射撃をしているのかも知れませんね。

Ｙ君も「仕事の量が多すぎる事」を上司に相談したそうですが、相談する度に2時間以上、やんわりと話を「聞かされた」。。。。といっていました。

「人の話を聞く」というのは、一見簡単そうですが、実はとても難しいと私は感じています。

このＹ君の上司も、「Ｙ君の話を聞いているつもり」だったのかもしれませんが、Ｙ君にしてみれば、全く話を聞いて貰えない。。。さらに「Ｙ君が話を聞いて上げてる」。。と感じていたかもしれませんね。。

こうなるとこの上司が部下を誘って食事やお酒をおごっても、気持ちが良いのは上司だけ。。。となっている場面も想像されます。。。