脳にはある一定の癖が何種類かあると言われています。

その中でも脳は、空白を作る事が不得意と言われています。

脳は、絶えず色々な事を考え、何かしら頭の中で想像しているものです。

これを、全く何も考えず、空白の状態にしてください。。。。

と言われた時、何秒?何分?空白を作る事ができるでしょうか。。。。

脳は考え続ける事によって、活動を維持しようとする傾向がある様です。

脳の思考は心臓のように停止すれば、死んでしまうわけではありません。。。。

にもかかわらず、脳は絶えず考え続けようとします。

これは、脳の特性の1つだと言えるでしょう。

なぜ、空白が作れないと、これが脳の弱点になるか？と言うと、一度、何かを考え始めると、なかなかその考えから抜けられない為、負のスパイラルにハマった時「抜けにくい」と言った事が考えられます。

例えば、気分が良い時は良い事を考え始めますが、気分の悪い時や、精神的に不安定な時などは、一方的に悪い事を考え始めます。

考え方に空白の状態を持てないと言うのは、思考に対する作業の休憩が取れないと言う事でもあります。

休憩なしに仕事を続けていたらはどうでしょうか?

仏教などで無心になることを勧めている教えの論拠には、一度、頭をリセットして冷静に考えてみましょう。。。と言うメッセージが含まれているのかもしれません。

パソコンなどでも、一度フリーズすると電源をシャットアウトしたり、ゲームでもリセットしたりしますよね。（笑顔・・

脳の構造も、非常にパソコンの構造と似ていると言われています。

ハードディスク的な部分があり、メモリー的部分があり、 CPU的な部分がしっかり存在しています。

とにかく、考え方に行き詰まったら何かしら自分の方法で良いので、全く別の事を考えたり、行動してみたり、可能であるのならば修行僧のように目を閉じて無心になるのも方法の一つだと思います。。

私は行き詰ったら、一瞬でも、その思考から考え方を外すようにしています。。。

例えば、突然、ゲームを５分だけやってみたり、ギターを弾いたり、お菓子を食べたり・・・・

ちなみに「無」になるのは、やはり難しいので、それ以外の方法に逃げてます（笑。。。。