私が小学校6年生の時の話です。

よく遊んでいた友達のグループがありました。

その中に、1つ下の女の子も居てみんなで仲良く学校帰りによく遊んでいました。

そんなある日、グループの中にいた年下の女の子からラブレターをもらいました。

それも大勢の男友達と下校中に渡されました。

私はとんでもなく恥ずかしい気持ちになり、ひどい話なのですが、その場で破いてしまいました。

その女の子はその場で泣き崩れ、さらに私はどうしていいか分からなくなり足早にその場は過ぎ去った思い出があります。

翌日、小学校の女子軍団から一斉攻撃を受けることになります。

そんな時に、一番やさしくしてくれたのもラブレターをくれた年下の女の子でした。

その後、私も大人になる過程で色々な恋愛経験をすることになります。

たくさん傷つけ、そして傷つけられてきたと思います。

私は恋愛において、気がつかないうちに相手を不安にさせたり、つらい思いをさせていたんだと反省する事がたくさんあります。

自分で気がつかないうちに相手を傷つけてしまうと言うパターンは、結構厄介なものです。

私の場合ですが、相手に対して強い安心感や「このままずっと、この自分でそばに居てくれるんだろう。」という慢心に近いような時に相手の不安や、気持ちに気がついていない時が多かったです。

ほんの些細なことであっても、相手にしてみれば大変重要なことである場合も多くありました。

また、「好きになっている時」と「好きになられている時」との精神的状態には大きな差があり、「好きになられている時」の時は気持ちに余裕があり、相手の気持ちに気が付きにくく、傷つけやすい立場にあるのかと思います。

私の主観ですが恋愛は人間関係の中で最も難しい様に思えます。

普段の人間関係では、あまり存在しない「心の無防備状態」が「好きになっている方」には発生しているのではないかと思います。

「相手が好きになっている時」こそ、相手に対する気づかいや注意が必要な時なのだと反省しています。