【不快の心理】


普通に話しているつもりでも急に怒り出す人。。。。 

怒らないにしても不快な表情を表す人。。。。
 
また、相手は悪気は無いのだろうけど話を聞いていて、自分がとても気分が悪くなる時。。。
 
例えばネットで人の書き込みやブログを見ていて不愉快になる時。。。

テレビの報道番組を見ていてコメンテーターの言動に不快さを感じる時。。。
 
不快になる場面はたくさんあると思います。

私の場合、強い口調で子供を叱責していたり、強制的に子供を従わせようとしている場面を見ると気分が悪くなってきます。。。。
 
この場合、私と何の関係もない人が自分の子供、あるいは教師等が生徒を指導している場面が多いので、何も「私を不愉快にさせるための行動」ではないと思います。
 
言い換えると私は関係ない人のはずです。
 
。。。なのに私は、人様の子供の怒り方やテレビの教育方針の論議に非常に反応してしまいます。

一般的に考えて虐待などは気になる事柄ですが、特に私にとっては、他人事なのに子供の事になるとムキになって感情的になっている事が多くあります。
 
これは私の中にある「何か」が不愉快の発動原因になっているんだと思います。

この不愉快の発動原因の説明に「投影性同一視」という理論があります。
 
自分の幼少期の体験や苦い思い出などから生まれてくる認めたくない考え方や感情、記憶を、他者から生じた結果(行動、現象)に自分が勝手に反応してしまう誤認、と説明されています。
 
私の個人的な経験ですが、タバコを努力の末に禁煙に成功した人が、喫煙を継続している人にタバコの害毒をしつこく説明したり、タバコの煙に異常に反応したり、そして喫煙者を不快に感じる。。。。
 
これなどは投影性同一視の可能性が高いと思われます。

本当に時々ですが、私がブログに親子関係の事を書くと、今回のブログを見て不愉快になったんだろうな。。。と思われる否定的なコメントをごくごく数名ですが、忘れた頃に書かれてくる方がいらっしゃいます。(笑顔)。
 
恐らくその方は、親子関係が成人になった現在でも心の中で解決されずに苦しんでいるのかなぁ。。。と想像します。。
 
私は相手に対して不快な感情を持った時「何か私の中で解決していない問題のヒント。。。」がそこにあるのではないか。。。と可能な限り注意するようにしています。(ナカナカ難しいですけど。。（笑顔。。。