Nicotto Town


暇つぶし部屋


傷と信頼


あなたといると安心するのに

何故だろう

時々凄く怖くなる

自分を失ってしまうような、そんな気分


気付くと暗闇にいて

後ろからは何かが迫ってくる

大きくて真っ黒なそれは僕を捕まえようと手を伸ばす

逃げるけど向こうの方が足が速くて

追いつかれそうになった時

あなたの言葉で夢から覚める



ガタガタ震えちゃって、本当情けないですよね

笑っちゃっても良いんですよ?

そう言ってもあなたは黙って首を振る

優しく笑って僕をそっと抱き起こして抱きしめてくれる

あなたのそのぬくもりに

その笑顔に

一体僕は何度救われているのだろうか

あなたの傍にいる

ただそれだけで



僕は僕を取り戻すことが出来る

笑って明日を見ることが出来るのですよ





☆所々敬語口調なのは

相手との間には身分差があったから

昨日書いた『傷と安心』の彼バージョンです

あーあ、救われてほしいですねぇ彼(シエル)



……シエルをここまで突き落としたのは作者である私なんですけど笑

で、でも頑張ってエルちゃんに手を引っ張ってもらって
なんとかこれでも傷が癒えた方なんだよ!?

ふたりに命を渡して物語を進ませたのは間違いなくこの私だよ!?

……何でこんなに焦っているのでしょうかねぇ笑


そう考えると、小説家とか漫画家って、凄い半面

話によっては酷いことしてますよね(殺したり苦しませたり)

それが宿命なのかなぁ……

でも救われる話、良いじゃあないですか笑

アバター
2016/07/30 11:45
>セカンド様

映画の前振り!
おぉ、そんな大層なものじゃないですよ笑

私もせめて小説の中だけではハッピーエンドを!という持ち主なので
救われる=ハッピーとしています

でも、救われる話書くの、結構大変だと知りました笑
アバター
2016/07/29 23:35
二つがセットになっての
映画の前振りみたいです?

救われる話っていいですよね
悲劇はイマイチ好みませんから・・・




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