Nicotto Town


暇つぶし部屋


限定




ひとつだけ聞きたい

どうして『冬限定』などとブログお題にした!?
冬に読みたい漫画…難しいわ!!



…と突っ込みたいのを我慢して

(頑張って飲み込め~私!)



今出てきたのは

冬にこそホラー読む?

夏に読んで涼しくなるのなら
冬に読んでも良いのではないか!

あえて逆の発想をしてみようではないか!!!



と思ったのですが

ワタクシ、ホラー系は前から苦手でございます
夏でも冬でもお化け屋敷でも関係なく駄目

見たら夜思い出して眠れなくなるパターン笑



書くのがなくなったよ~

これじゃ家具を貰う意味がない
ちゃんと書かなくては



……ある所は雪がよく降っていました

(唐突に物語すた~と)

その村には
ひとりぼっちの少女がいました

少女は毎日毎日
神社へお参りに行っては

「お友達でも何でも良いです。
わたしをひとりぼっちから解放してください」

とお願いしていました

来る日も来る日もお願いしていると

「ねえ!」

と突然笑顔の眩しい少年がやってきました

「ずっと来ているよね?
ボクはこの神社の神主の息子!
暇だったら一緒に遊ばない?」

突然のことに少女は驚きましたが
少年の誘いに乗りました

少年は少女が知らないことをたくさん知っていて、
少女は毎日、お腹が痛くなるほど笑い、

少年との日々をとても楽しく感じていました

しかし、
桜のつぼみが木に現れ始め、
あたたかさで雪がどんどん姿を消して行った頃でした

少年が突然
少女の前から姿を消してしまったのです

少女は神社を探し回りましたが見つかりません

少女は勇気を出して
ずっと話しかけたくても話しかけることの出来なかったクラスメイトに
少年の行方を聞きましたが、誰も知りません

少女は朝からずっと探し回りましたが
もうすぐでカラスが鳴く時間です

神社に戻ってきた少女は
境内を掃除していた神主さんに聞きました

しかし、
少年の父親であるはずの神主さんは

「はて?
わしに子どもはいないがのぉ?」

と首を傾げるばかり

そこで少女はハッとします

――わたし、
あの子のことを、何も知らない

住んでいる場所も
電話番号も
何も知りませんでした

というのも
少女は少年が神社の神主の息子と信じていたため
聞かなくても良いと思っていたからです

会えなくなるなんて、少女は想像もしていませんでしたから

少年との日々を思い出し
思わず泣き出した少女に、神主さんは昔話を始めました


「昔々
この地は神様と人間が一緒に協力し合い、仲良く暮らしていた。

神様は作物が実るよう願い、
人々は神様にお礼をし、
それはそれは、とても仲良く暮らしていたのじゃ

しかし、
人間は欲を持つ生き物じゃ

もっと、もっともっと、もっと生活を豊かにしてくれ
もっと、もっともっと、もっと金が欲しい

神様はお礼を言わず、争い事が増えるようになった人々を見て
哀しくなり、人々の願いをいつしか叶えなくなってしまった

そのことに人々は怒りを露わにし
神様が住んでいた家…神社を、次々と取り壊し始めたのじゃ

嬢ちゃんも知っているじゃろう?
神社はここにしかないことを

この神社は
唯一他の神々が人間を見捨てても
必ず優しく、見た目ではない美しい人間が現れると信じた神様が
その時まで待ってほしいと、神様の長(おさ)にお願いし残されたものじゃ

この神社だけは…大切に取っておかなくちゃならんのじゃよ」


神主さんの話した昔話

少女は神主さんに見送られ帰宅してからも
その話と少年を、忘れることは出来ませんでした



――会いたい



そう願った少女は
毎日のように、再び神社にお参りに来るようになりました

「もう1度、彼と会わせてください」

『人間に裏切られながらも、人間を愛した神様
愛されるだけじゃただただ寂しいだけ
人間も、信じ愛されてきた分…信じ、愛し返す』

すっかり顔見知りになった神主さんと一緒に
少女は神様に、ずっとずっとお祈りを続けました




「……ほら!やっぱり信じてきて良かった!」




毎日祈った少女の願いを、神様はどうやら叶えてくれたようです



*END*




おお

自分で書いたが良すぎるぞ

今だけナルシスト・自画自賛を許してくれ



別のページに色々詳細など載せます

興味があったら見てください



そして最後に

脱線してごめんなさいいいいっ!!

アバター
2016/12/02 21:27
>9pbrschr様

川端康成、『雪国』ですね
うーん名作ですね…

伊豆の踊子を知らない人はクラスメイトにいましたが…
アバター
2016/12/01 18:31
「国境の長いトンネルを抜けると雪国であった。夜の底が白くなった。」は???どう???これ、漫画にはなってないのか???名作すぎ???




Copyright © 2024 SMILE-LAB Co., Ltd. All Rights Reserved.