夜勤明けです。

慣れたのか、
前は家に帰ったら即効寝ていましたが、
今はだいぶ起きていられるようになりました。

この間は、
初めて夜勤明けで友人と遊びに行きました。


そういえばその、
遊びに行った時の夜勤時でした。

先輩から辞めること告げられたの。

今までも
実は就職してから泣いていたのですけど、

その時は誰も事務所にいなくなったのを良いことに
泣き崩れましたね。

心が…本当、小説みたいな表現ですけど、
大幅に乱れてぐちゃぐちゃになって。

友達と久しぶりに会うので楽しみにしていたのですけど、
断ってひたすら家で泣きじゃくろうかとも思いました。

でも、久しぶりに会いますし、
次いつ会えるかわからないですし、

何より、誰かに話を聞いてもらいたかった。

友達には先輩の話はたまにしていたので、
予め「今日私精神的に不安定で突然泣き出すかもしれないけどごめん」と謝っておきました。

友達は
「良いよ！というか私も泣くから、お互い様！」って言ってもらえました。

会った時は泣きませんでしたけど
もう…ずっと先輩先輩言っていました。



そんな先輩が二十日に辞めて、今日が初夜勤。

ずっと今までも夜勤はあったのですけど、
毎度先輩と一緒だったので、

初めて先輩がいない夜勤。

「研修期間が終わったらどうしよう。
私、先輩とシフト一緒じゃなくなっちゃう…」

って、先輩がまだ辞めることを知らなかった私は、
先輩がいても、シフトが離れることで泣いていたのに、

これからは先輩そのものの存在がいない。

しかもまだ、研修期間中にも関わらず。

何なの…って、寂しさなのか哀しさなのか呆れなのかよくわかりません。



しかも、一緒なのが周りから怖いと言われている女先輩。

私は実は怖いと思ったことはないです。

怒られたことありましたけど、
怖い怖い言うほどじゃないかなという感じで。

「たまに目笑っていないよね…」とは思っていましたが。

とにかく、怒らせないよう、言われた仕事はこなしていきました。



そうしたら、
あがる時

「聞いている範囲でもう少し出来ないかなって正直思っていたけど、
私が思ったよりも出来ていて凄いね。
もっと自信もって良いよ！」

と言われまして…。

「ありがとうございます！」と、嬉しかったです。

確かに。

１番今働いている人の中でキャリアがある人なので、
そんな人に褒められたのです…嬉しかったですよ、本当に。




ただ。

ただ。




それを１番言われたかったのは、その女先輩じゃないですよね。

嬉しいですよ。
本当に、嬉しいですよ…本音ですよ、嘘じゃないです。

でも。

でも。

１番「よく出来たね」って言われたかったのって…違う人ですよね。

もう、そんなこと叶わないのに。




…これからも夜勤は続きます。

とりあえず、頑張ります。

先輩のように、なりたいから。