思わず泣いてしまいそうだ

また失敗しちゃったよ

我慢したかった涙が

やっぱりこぼれ落ちた

ねぇ、あなたに会いたいよ


最後に言の葉わかちあって

一体どれぐらい経ったかな

もう忘れてしまうかもしれないよ

あなたの顔も

あなたの声も

あなたのその笑顔も

僕をずっと癒してくれた

あなたの全てを

涙と共に忘れてしまうよ


真っ暗な場所で

あなたへの愛を叫びます

届かないとわかっていても

空が続いていると信じて

あなたへの愛を叫びます


泣いてしまった寒さ

凍えてしまった夜

あなたからの便りが届きました

泣いた僕をどうか許して

悪いのはあなたにして

この想いも

この涙も

忘れないでいられる魔法をかけて


光りのある場所で

あなたへの愛を叫びます

聞こえていますか

聞こえていなくても良いです

あなたへの愛を叫びます

僕があなたを必要とする限り

あなたへの愛を叫びます


また思い出させてくれますか

あなたの笑顔を

忘れないでいられる魔法をかけてくれますか

いいえ

いいえ

そんな魔法はいりません

ただあなたが

あの時と同じよう笑ってくれていれば良いのです

そうしたら離れていても、ねえ

きっと僕たち

幸せでいられるはずだから


あなたの隣で

あなたへの愛を叫ばせてください

あなたが必要です、と

ありったけの愛を叫ばせてください

あなたが大好きです、と

あるだけの愛を叫ばせてください

あなたへの

僕の思いを全て、叫ばせてください


僕があなたを必要とする限り

僕はあなたへの愛を叫びます




☆これが出来上がる数分前です。


わたしは中学の時までひとりぼっちでした。

仲の良い友達はいないで、
いつも教室の片隅で小説を書いているような人でした。

高校に入った時、
そんな自分を変えたいと考えていた矢先

話しかけてくれた人がいました。

わたしは彼女と話すようになり、

寂しさしかなかった過去を、
乗り越えられるようになりました。


だけど彼女は忙しく、
ここ最近、１年ほど連絡が途絶えてしまっていました。

ラインを見ず、
住所は知っているものの、
突撃訪問なんて出来ない。

連絡する術がほぼ失われていたため、
彼女が元気でいるのか、
生きているのかさえも不安で仕方ない日々でした。


だけど数分前、
彼女からのラインが届きました。

叫びました。
騒ぎました。
完全近所迷惑野郎になりました。

文句を言われても良いです。
だって文句を言う人は知らないから。

わたしが、
どれぐらい彼女からの返事を待っていたのか。


……これは、
そんな彼女に向けて作った詩です。

見せることは一生なくても
これを見たあなたに伝えたい。


誰かにとって、
あなたはきっと大事な人。

だから、
連絡を途絶えてしまわないで。

あなたからの連絡を、
きっと待っている人がいるから。

少なくとも、
わたしはあなたを待っている人でありたい。