七つの夕方
- カテゴリ：小説/詩
- 2019/07/07 18:32:53
ぱったん、ぱったん
作っているのは何ですか？
あら、知らない？
彼女はふふふ、と笑います
これは織物です
真っ白で透明な布
自分であげるものですか？
彼女は再びふふふ、と笑います
これはわたしの、世界で１番大事な人に渡すのよ
笑うその頬はほんのり赤い
そう、わたしの大事な人に
カー、カー
その黒い鳥は何ですか？
彼はハハハ、と笑います
コイツはカラスだ
美しき黒い羽根の使い
何のために呼んだのですか？
彼は再びハハハ、と笑います
コイツはおれの、世界で１番大事な人と出会う橋渡しだ
笑うその頬はほんのり赤い
そう、俺の大事な人と
元気でしたか？
当たり前だろう？
それは良かった
おまえも元気そうで良かった
そういえばこれをあげます
これは何だ？
わたしの作った織物です
ハハッ、相変わらず不器用だな
失礼な！
冗談だよ
もう、あなたは何も変わりませんね？
…照れ隠しなんて言えねー
え？何か言いました？
何も言っていねぇよ
そういえば変わらずあなたのカラス、お元気ね
当たり前だ、おれが毎日大事に世話している奴らだからな
いつもありがとう、カラスさん
…なぁ
何ですか？
これ、大事にするから
…わたしも、大事にしますね
何をだ？おれは何もあげられていないのに
…あなたってバカなんですね
何だと！？
わたしは物より何より、この時間が大事なのよ
それは…。…おれも一緒だよ
あなたの隣で過ごす時間が、何よりも大事です
おれもだよ。おまえとの時間が、大好きだ
わたしも大好きです
綺麗な青空
草木の緑
太陽のオレンジ
ふわふわ雲の白
夕陽の紫
朝日の黄色
宇宙の黒
全ての色が作り出す、七色の夕方
繰り広げられているのは、そんな物語
★お久しぶりです！
実はこの度、風邪を引きまして！
熱はないので仕事には行きましたが、
鼻水とか声がま～酷い
ゲームしている時間がなかったので、
ニコタにもログイン出来ず、
小説も書けず。
だいぶ復活してきたので久々ログイン！！
が、七夕です。
ので、七夕イメージの小説？を書いてみました
可愛い可愛い、
デートしているおふたりの一面です。
多分彼の方はちょいツンデレです。
書いてみて、
題名が全く関係なかったので、
最後自然の色を出して、七色の夕方を使ってみましたが…
ちょっと無茶苦茶感がぬぐえず笑
でも綺麗で単純、
読みやすく、とりあえず綺麗な文章が作れたので、
私は満足しています笑
年に１回の七夕、
あなたはどんな願いを祈りますか？
コメント返信だいぶ遅くなりました…。
夕陽の紫なんてあるのですね。
この間ネットに彩雲を見た～って方が写真を載せていて見ましたけど。
空は色々な表情を見せてくれるのですね。
人間なのか？
今は治って来ています
鼻水が花粉症の時見たく無限に出て
咳は止まらない・・・ちょっと似てるかも
夕陽の紫ってあるけど
空が澄みっ切っているとき出るらしいですね
長いようで短い
短いようで長いみいさんのいつもと違った文章です
たしかに読みやすいかも＾＾