Nicotto Town


暇つぶし部屋


手紙



この間、ブログにて
自分が1か月の間だけでしたけど、
研修を持っていたって話をしました。


昨日の事です。


私が働いているホテルは、
(まだ全国にはないものの)
一応チェーン店です。

1シフトに今はふたり、
山形にあるとある店舗へ、
そのテンポの人手不足の為お手伝いに行っている人がいます。

私も2回程お手伝いに行っていました。


私が1ヶ月持っていたその後輩ちゃんは、
今回のシフトから1ヶ月
共に入った同期の中で1番最初にお手伝いに行くことが決定しました。

昨日はそのお手伝いに行く前の最後の出勤。


「おはようございます」と普通に挨拶をしたら、
「ちょっと良いですか?」と。


渡されたのは、
研修期間の集大成となるレポートと、紙袋。


元々レポートは彼女の本当の研修担当のみが読むものだと思っていたのですけど。

彼女の研修担当は、
幼少期を海外で過ごし、日本語と英語がぺらぺらの、
いわゆる帰国子女かつハーフの子。

上述の通り日本語はペラペラで読み書きに問題は一切ないのですけど、
敬語などの文章が苦手とのこと…。

「日本語が変ではないか?」という添削をお願いされていたので、
私もレポートを読むことになりました。


そのレポートと共に渡されたのは、小さな紙袋。

「1ヶ月研修を持ってくれたのでお礼です。
何を渡すか悩んだので、とりあえずハンドクリームなら使ってくれるかな?」と。

私はあんまりブランドに詳しくないのですけど、
他の子曰く結構なブランドものらしい…。


レポートはともかく物まで頂けると思っていなかったので、
ひたすら「ありがとうございます!」と言って
その夜帰宅。


母に「これ何?」と紙袋を言われたので、
「研修持っていた子からお礼だって~」と紙袋を開けると、

そこには貰った時気付かなかった手紙が。


2枚にびっしり研修を持ったことへのお礼が書かれていました。



今だからこそ言えることで、
誰にも言ったことないのですけど。

後輩が出来る度、
私って結構冷たい人なんだなぁって思っていました。


後輩ちゃんは、可愛いと思います。

気になること疑問に思ったことはとことん聞いて、
ミスは勿論多いけれど、
それを繰り返さない為の努力を欠かさない。

頑張っている姿を先輩たちは見て、
後輩ちゃんたちの疑問に丁寧に答えて、
ミスをしていたらどうしてそのミスを起こしてしまったのか、と問い、
繰り返さない為にどうすれば良いかを一緒に考える。

私も先輩にそうやって言われて育ってきました。


でもいざ自分が先輩の立場になった時、
後輩ちゃんたちは可愛いと思うけれど、

いざミスを自分が発見した時に、
本当なら言わなくてはいけないそのことを、
私は言いません。

「あ、この子ミスしている」で終わりです。

それをどうしてしてしまったのか問うことはしないですし、
繰り返さない為にどうするかも一緒に考えません。

接客中に後輩ちゃんが困っていることが目に見えていても、
「助けてください」と来ない限り話しかけなかったり、
聞かれたとしても「こうだよ」って教えて、
それ以上聞かれなければそのやり方さえも教えません。


今、先輩の数より後輩の方が職場の人数は多いです。

そんな中、
ずっとそんな態度をしてきていて。

自分の中ではもっと教えたいと思いますし、
先輩たちのようになりたいって思っています。

だけどいざ実際その立場になると、
不思議と「どうでも良いや」って感情が出てきて、

後輩ちゃんのミスがやがて巡り巡って私の元へ来るかもしれないと思っても、
その場で手助けは言われない限り絶対にやらない。


冷たいというか、
思ったより他人に興味がないのかな、と思います。


2年ぐらいずっとそうなので、
今更かなぁ~って思っていた矢先の研修を持ってほしい、だったので、

嫌でしたし物凄く戸惑いました。


研修生にとって、
研修担当の先輩って言うのは、他の先輩とやっぱり区切られる存在だと思っています。

同じように先輩にとっても研修生は他の後輩と区切らなくてはいけない。

「どうでも良い」と思って流してきた後輩とはワケが違う。

もし途中何度も「どうでも良い」と思って見逃そうとしても、
それを踏ん張って押しとどめて、ちゃんとミスを教えて、
やり方も必要ならば教えないといけない。


研修を持っている間は、
そんな意識を保つために必死でした。


でも前のブログでも確か書きましたけど、
元の研修担当が良かったのもあって、
あんまり教えることも少なく、ミスも少なく。


それでもやっぱりミスはしますし、教えることも何度もありました。


教えることによって、
研修担当が私を1ヶ月に指名してきた理由を知りたかったですし、

「どうでも良い」と思ってしまう自分をどうにかしたかった。



今後、どうなるかわかりません。

でも後輩ちゃんから手紙を貰って、
来年もまだ続けているかわからないですけど、

もし続けていたら、

「後輩ちゃんに対してどうでも良い、と思わないで、
ミスをハッキリ伝えて、やり方も下手くそなりに教えて行けたら」と思いました。


私は、私の研修担当だった先輩のことを今でも尊敬しています。

今も他の先輩は職場にいますけど、
お手本にしたい、と思ったり、
もし会う機会があったら1番最初に凄いって驚いてもらいたいのは、

その研修担当だったふたりの先輩です。


まだまだ先輩のようになるのは遠いですけど。

続けていくかもわからないですし。


でもその先輩たちの存在や、
今回の研修担当だった後輩ちゃんの存在は、

私の人生?の中で
大事なポイントに確実になったと思います。



口下手で上手く伝えられなかったけど。

先輩にも後輩ちゃんにも、
ありがとうって伝えたいです。

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2019/08/22 10:09
先輩と言われる立場になっちゃったんですね

仕事上のミスはちゃんと指摘しないとね

同じミスを繰り返したり
見えない所でお客様に迷惑をかけてしまったり

小さな問題が大きくなることも
自分も成長する為にもきちんと教えないといけません

大きなチームで働いているのですから
妙な所で歯車が狂う事も

お仕事
明るく元気にいきましょう




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