小説
- カテゴリ：小説/詩
- 2019/09/04 20:38:12
本当は題名、
「○○の好きなもの」って入れたかったです。
○○は、私の本名。
ただそれを本当に入れるわけにはいかないので、
フツーに小説と言う題名にしました。
この間久しぶりに小説を買いました。
『麦本三歩の好きなもの』
むぎもとさんぽのすきなもの
住野よる・著
幻冬舎
です。
住野よるさんは、
『君の膵臓をたべたい』の作者さんとして有名になった方です。
そんな方の最新作。
『住野よる史上いちばんキュートな主人公』って帯に書かれています。
住野よるさんの話は、実は１度も読んだことありませんでした。
題名を知っているぐらい。
何となく、面白そうだなぁ～と思って気になっていて、
この間健康診断があって、
病院で行うので、スマートフォンを持ち込み時間を潰すことが
出来なかったので、
本当は本を自宅から持って行こうと思っていましたが、
持って行くのを忘れて…。
お金があったので、本屋でこれを買いました。
読んだ感想は、何より「可愛い！」ってずっと言っていました。
「可愛い」は女の鳴き声だ、なんて聞きますけど、
そんなことはなく本当に可愛い。
主人公の麦本三歩ちゃん。
あんまり日常系をテーマにした物語は、
途中飽きちゃうことが多くて、
あんまり手を付けずにいたのですけど、
これから手を付けても良いかなぁって思えるぐらい、
面白いものでした。
うん、可愛い。
自由、なんですよね。
お気に入りの靴を履いて、
時々音楽を聴いて、時々音楽を聴かないで、
遠出は滅多にせず、見慣れた街を歩き、
お気に入りのたい焼き屋でたい焼きを買うこともあれば、
気になっていたラーメン屋でラーメンをすすり。
おうちでのんびりして、
職場で先輩に怒られ、優しくされ、からかわれ、
時々休日は友達と遊びに行く。
ごく普通の、
謎も事件もファンタジーも起きない、
この世界で生きている麦本三歩。
そんな三歩の好きなものがいっぱい出てきます。
良いなぁ、って思います。
こういう生活。
私もこれだけのんびり行きたい。
美味しいものいっぱい食べて、
友達と遊んで、
眠る。
私は評価をするのが上手くないのですけど…。
手に取ってみて損はない作品だと思います。
読んでみたらきっと、
歩きたくなると思います笑
（私が読了後歩きたいと思いました笑）
本に限らず、良い作品に出会うと、
自分でもこんな素敵な作品書きたい！って、
インスピレーション？が湧きます笑
明治、大正…。
その辺りの作品は、作者は知っていても、
作品自体読んだことないって言うのが多いです…。
（国語の資料集とか合間に読むのが大好きだったので…生い立ちとか作品のあらすじが書かれていて）
国語の授業でその辺りは触れるぐらいです…。
言葉の使いまわしに慣れなくて…。
食わず嫌いですね、駄目ですね。
もし良かったら、是非！
ミステリーなども面白いですけど、平和な日常が１番ですね(^^♪
自分でもより良い作品が出来るかも！
読みやすい本て良いですよね
現代の作家のものは特にそう感じます
明治、大正の頃の作品は読む速度に
ブレーキがかかります
自分だけなのかな？
まぁそんな事より
もうすぐ本を読み終えるので
次の一冊を購入しようかなって思っていました
買ってみようかな