ザンテツケン
- カテゴリ:日記
- 2010/05/31 09:24:56
私は鞄にいろいろなものを入れて携帯するので、まわりからは重宝がられていた。糊、セロハンテープ、マッチ、ライター、救急絆創膏、裁縫セット、ブドウ糖タブレット、ガム、などなど、ちょっとした歩くコンビニ状態だった。
お気に入りの1つはスイス軍御用達のアーミーナイフで、10くらいの用途があるヤツ。人気のない山の中で横転した車を、これののこぎり刃で切り取った枝でおこして脱出なんて記事を見て、俄然欲しくなって購入(日本ではそんなところはなさそう・・・)した。本当は最多機能のごっついのを買ったのだけれど、色が黒だったので、「赤の方が女性らしくていいよ」とダンナの少し劣るのと取り替えっこされてしまった。ナイフを欲しがる女が、女らしいかどうかは大いに疑問だ。
しかしこれは便利。ねじがゆるんでいるものを見つけたら、即締め直し。やけにあきにくいお菓子もハサミが使える。小さいけれどペンチもある。釣りで魚に針を飲まれたら、小さい刃のナイフ。サボテンのトゲが刺さったら、とげ抜き・・・実に頼りになる相棒なのだ。
このナイフを息子が、触っていたときにうっかり落としてしまった。危ないと思ったときには、反射的によけたのだが、重さのあるナイフだし、思った方向へは転がらず、よけた先に転がって、踏んでしまった・・・
結果外科で縫ってもらう羽目に。「メスで切った見たいに切れてるけれど・・・何で切ったんです?」と医師。さすがの軍用品。
以来、息子の名「テツ**」からザンテツケンと名付けられたこのナイフ、中長距離の移動をするときには相変わらず私の鞄に収まる。ご近所へ買い物の時には、さすがに携行しないけれど。
アキバのあの事件のあと 銃刀法が改正されて 短いナイフでも 目をつけられる。
「理由なく所持する」ことを禁じてるんだから 理由があればいいはずなのになあ
十徳ナイフならだいじょうぶなはずなのに
赤色のすごく小さいタイプでしたが,(僕の)イニシャルが入れてあり,お気に入りです。