コウモリって豚鼻
- カテゴリ:日記
- 2010/10/22 05:54:09
ハロウィンのfacepaintがこうもり。ここでも夕方には空を舞っている。古くて空き家になった平屋の市営住宅があって、そこに住み着いていたのかもしれない。
今は解体工事中なので、だったとしたら気の毒な事だ。あまり歓迎される同居者ではないので次の住処を探すのは大変かと思う。
私の実家、平屋根を瓦葺きに改装し、できた四角錐型の空間を屋根裏収納にしていた。そこにこうもりが住み着いたことがあった。
冬は寒く、夏は半端無く暑いので、私のコレクション(ウルトラ怪獣人形や、箱詰めした文庫本)が傷みそうで、屋根裏に上がる扉とはしごはいつもオープンにしてあったのだが、屋根裏からうっかり室内に出て、帰り道がわからなくなったらしい。
ある日、何で家の中に枯れ葉が落ちているのかと不思議に思いながら拾おうと手を伸ばすと、それが暑さで弱ったコウモリだった。
とてもびっくりした。素手で触らなくて良かった・・・
瓦の隙間をくぐり抜けて屋根裏を住処にしようとしたお馬鹿なコウモリ。
死体なら埋めておしまい、なのだがまだ生きているので、ゴム手袋で拾い上げてよく見てみると、豚鼻のネズミといった顔立ちで案外可愛い?のだ。
どこか、保護するところがあれば連れていってやろうかと電話で野鳥を保護してくれる施設に聞いてみたが、断られた。やっぱりこうもりは鳥ではない・・・
野良ネズミとしても、保護してもらえるすべはないのでちょっと考えたが、殺すのも、死ぬまで放置するのもためらわられたので、思いついたのが金魚用の冷凍赤虫。
虫を食べるなら、それも食べるかとピンセットでやってみると、これが食べるのだ、可愛い口を開けて。
水気が多かったのも良かったのか、夕方には元気になって虫かごの中でばたばたするので放したら空へ飛んでいった。
めでたしめでたし、のはずが、数日あとで屋根裏で死んでいたので今度は埋めた。ちょっと寂しかった・・・
水質の安定>羽虫が羽化する>コウモリ飛ぶ そんな感じのようで
コウモリがハタハタと飛ぶ夜は鯰が良く釣れます。
マッチ箱程度の大きさで17gのルアーを使って鯰を釣るのですが
コレが結構、重いし、ラインも太い物を使うので キャスティング時に
独自の音がします 「ピシューー」という感じの空気を切る音。
それにも、コウモリは反応して、上空からそのルアーをめがけて
ふわっと降りてきます。まぁ、感覚器官がとても優れているので
ルアーやラインにぶつかると言う事は無いんですけどもね。
そんな感じで、夜 結構、その存在は感じていましたが、手に取ったり
間近に見た経験はありません。 冷凍赤虫を食べるのには驚きました・・