サクラサク
- カテゴリ:日記
- 2011/03/29 17:16:18
買い物帰り、ふと気づくと、一番日当たりの良い桜の木に白い花がちらほら。数えられるくらいしかなくて、いかにも今日咲きましたといわんばかり。寒い日が続くけれど、季節は確実に動いている・・・
そういえば、大学入試に合格すると、『サクラサク』なんて「電報」をむか~しは打ったものだった。今みたいに携帯はもちろん、家電だってみんな持っていたわけではなかったから。
私は新島襄にちょっとあこがれて、同志社大へ行きたいと昔思った。受験の結果を、一学年上で京都に進学した兄に知らせてくれるように頼んだ。
発表当日、電話が鳴って私が出ると、全く知らない男性の声が・・・。その声は冷静にこういった「電話電報です、(残念この次頑張れ)」
かなり合格する自信があった私は、一瞬言葉が出せなかった。するとその男性は「繰り返しましょうか?」といったのでかろうじて「い、いえけっこうです、ありがとうございました」と電話を切った。(くりかえされてはたまりませんって・・・)
速く結果を知らせてやろうという気持ちはありがたかったが、それは「サクラサク』の場合だ。今の私ならきっとこういう。「あ、あにきの大馬鹿野郎!」