Nicotto Town


雪うさぎが呟く


玉手箱

昔、職場の昼時間に何でか「浦島太郎」について同僚と話していた。そこへ通りかかった後輩の女性が「あぁ、浦島太郎ですか~、で、浦島次郎って知ってます?」と話に加わってきた。

浦島次郎・・当然聞いたことはない。「浦島次郎って,浦島太郎の孫なんですよ~」(白髪頭の爺さんになって,孫もクソもないと思ったが)「浦島次郎も亀を助けて竜宮城へいったんです。そして、大そうなもてなしを受けて長居して、でも太郎と同じようにホームシックになって、帰るって言い出すんです!」

「太郎に去られてつらかった乙姫さまは、次郎にまで別れを言われてもう大泣きして、やっぱり玉手箱を次郎の手に押しつけてかけ去っていったんです。かわいそうですよね~」聞いてる同僚と私は「???」状態だった。

「で地上に帰ってね、開けちゃいけないと知っていると,やっぱり開けたくなったんです。でも、爺さんになるかも、でも、開けたい、いや爺さんに・・・ってしばらく悩んで、でもどうしても開けたくなってついに玉手箱を開けちゃったんですよ~。そうしたらね~、箱の中では乙姫さま手作りのお弁当がね,すっかり腐っていたんですってさ!」

彼女はにま~と笑って歩き去った。

アバター
2011/07/30 06:18
あはは♪

もっと

お話 ききたい♪
アバター
2011/07/27 16:59
その後輩の女性・・・いかがなものなのか・・・



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