Nicotto Town


雪うさぎが呟く


夏休みの宿題

記憶に残ると言えば,宿題自体よりも、一家総出で「私の」宿題をやっていた8月31日の方かなぁ。私には兄と妹がいるのだが,なぜか彼らはいつの間にか宿題をすませていた。

母が,提出する宿題のチェックをすると「何これは、ぜんぜんできてないじゃないの!」といわれるのはいつも私。ドリルなどは頑張れば何とかなるのだが、どうにもならず家族を巻き込んだのは紙を切り抜いて貼り重ねて作る広島市(5年生)広島県(6年生)の立体地図と、160枚分の多色刷り版画(中3)

これが面倒で面倒で,明日やればよいかを重ねたあげくの31日なのだ。いや、わかってはいるのだ、やらないとやばいというのは。でも億劫なんだよね・・・

紙の地図というのは,厚めの紙に高さで横に輪切りにした感じで,地形がプリントしてある。一枚目は簡単、陸と海。2,3枚目までは大きな形に切り抜いて張ればよいのでなんとかやる。

だが,上の方になると,特に県の地図は山が多いから,細々とした形をたくさん切り抜いて貼り重ねる必要がある。紙に厚みがあるから,そのうちに手が疲れてきて嫌になるのだ。

分業でやると速い。両親が切り抜き,私も責任上ぐずぐずとはさみを動かす。兄が貼り付け妹がうちわで扇いで乾かす。翌日には生乾きのニスでべとべとする作品を持って行けた。

版画は、学年全員のを一枚ずつ製本して,卒業の記念にしようという,新任の美術教師の発案だったらしい。多色刷りというのは、乾いていないと次の版が刷れないから,ずいぶん遅くまでかかった記憶がある。もちろん、親にはさんざん叱られたし,兄妹からは文句の雨。

ろくな子供じゃなかったなぁ,私。

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2011/08/22 08:36
3人兄弟の真ん中は、ほかの二人と違う個性があるんですよ^^
私も真ん中です^^



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