最近読んだ本
- カテゴリ:小説/詩
- 2018/01/16 10:51:51
妹が、面白かったと「宮部みゆき」の「悲嘆の門」という3分冊の文庫本を送ってくれた。読みながら、なんか言葉に読みおぼえ(笑)があるなあと感じていて、途中まで読んではっと思いだした。
同じ作者の「英雄の書」という作品を以前読んで、すっかり忘れていたのに、その本と同じ世界観、登場人物(その後?)が出てくる。
私は、読むのがかなり速い、読み流すに近い。ああ面白かったと思うけれど、その読み方だと忘れるのも早いから、数年たてば記憶になくてたまに同じ本を買ったりもする・・・
30年くらい前の本は、新しい気持ちで読めるから、得なのか損なのか・・・。とても強い印象があった本は別。
「悲嘆の門」は「英雄の書」と同じイメージが脳裏によみがえって、こんな世界だったよねと思いながらどんどん読んでしまった。
本に読みふけっているときの私は、心が異世界に飛んでいる。以前は、読み終わるまで現実に戻れなかったが、最近は年の功?で、「ここまで読んだら夕食を作るぞ」とかできるようになった(^^)
読み終わった次の日に大雪が降って、「こんな日は家で読書だよね」とラインが来た時に、自分の速読がちょっぴり恨めしくなった。