西條奈加
- カテゴリ:小説/詩
- 2010/12/29 20:05:04
時代小説を時々読んでいる。
「剣客商売」全巻とか「巷説百物語」シリーズとか、歴史小説とか
はまったこともあるけど、
今は女性作家の書く時代小説を読んでいる。
あさのあつこさんとか、西條奈加さんなど。
西條奈加さんの作品は読破したところ。
「今春屋ゴメス」、続編「芥子の花」(文庫版題名「金春屋ゴメス 異人村阿片奇譚」)
現代を舞台にした時代劇という斬新さを超えておもしろかった。
「烏金」、番外編「はむ・はたる」
「烏金」の脇役たちがその後活躍するのが「はむ・はたる」連作短編集。
「御師弥五郎」
わけありご一行のお伊勢参りという連作短編集。
「善人長屋」
さわやか版「巷説百物語」といった感じの連作短編集。
ここまでの作品は、何かやっかいごとやわけありごとが起き、
それを無事解決していくというパターン。
舞台が江戸になっているだけで、推理小説とか好きなら、
ぜ~ったいおもしろい。オススメ。
「恋細工」
これだけは本格時代小説。
「はむ・はたる」は「烏金」に出てきた子どもたちが大活躍しています。
表紙だけだと、番外編だって全然わからないし、題名も「?」(意味は最後にわかります)
何か、西條さんの本って、装丁や題名で損をしているものが多いような・・・。
>なつみかんさん
おどろおどろしいのが好きなら、「巷説百物語」シリーズもオススメです。
京極夏彦だけあって、厚めの本だけど、短編(中編?)集なので、少しずつ読むのもよいかも。
時々読めない字が出てくるのも京極夏彦ならでは。
私は2作目の「芥子の花」の方が好きだなぁ
時代小説だと私は池波正太郎さんの「剣客商売」「鬼平犯科帳」が好きですよ~
西條奈加さんの他の本も読んでみようと思います♪
あと「巷説百物語」も読んでみようかな
りんごさんのリストからすると、わたしはあと「はむはたる」と「芥子の花」を読み残しているようです
りんごさんに続いて、わたしも読破目指します!