ウチの扶養家族ちゃんは「焼きナス」が大好きだそうだ。

『毎日焼きナスでもいいくらい大好きだよう』
と申しております。

「今、ナスが安くなったから毎日作ってもいいけどねぇ（笑）」

「ねぇ。ナスがメッチャ高くなっちゃったらどうする？一本千円とか？」

「そんな高いんじゃ毎日作れんわ。ごめんなさいだわ！
そんな事より夏になったら、バ～ちゃんちの畑でナスいっぱいとれるから
『ちょ～だい』
ってもらってくればいいじゃんよ！」

すると、扶養家族ちゃん悲しい顔して首を横に振って

「あいつら玉葱とミカンしかくれん。
それも『いらん』って言ってるのに、
長さんがあとから自転車で運んできて
無理やり置いて行くんだってば！」

なるほど。

だから仕事から帰ってきた時に玄関前にミカン入りの袋が放置されていたり、
玉葱入りの袋が放置されていたりしたんだね。
今ようやくすべてを理解したよ（笑）
確かに『ミカンや玉葱』はもらった記憶があるけれど、
他の野菜はあんまりないな～（笑）

何年か前は大量の玉葱が家の外階段に
一段に付き一束ずつ玉ねぎがズラズラ並んでいた事もあったような・・・・（笑）
１５段ぐらいある階段ほぼすべてに置いてあったので、
帰宅して驚いたっけなぁ。

家に入るとすぐ電話が鳴って何かと思ったら長さんからで、

「玉ねぎ置いたけど、ちゃんとあるか？盗られてないか？」

心配のお電話でした。そんなに心配なら階段に置くんじゃなくって、
玄関前まで持って行ってくれれば目立たないのにねぇ。
それにあんなに大量の玉葱チョットぐらい持って行かれてもわからないと思います。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・なんて思ったような気が・・・・・・・（笑）
長さんは留守電が嫌いなのできっと私が帰宅するまでに何回も何回も電話したに違いないでしょう。

今思い出しても笑えます。

扶養家族ちゃんへ
今年は扶養家族ちゃんが。長さんにナスをもらえるように念力送っておくよ！
もし今年ナスがもらえたら母のお蔭だ！
それに・・・
バーちゃんや長さんを「あいつら」呼ばわりするのはどうかと思うなァ。
せめて「あのお方」ぐらいにしておきなさいな・・・・母より