2012.10.18.焔陽炎
- カテゴリ: 日記
- 2012/10/19 00:33:13
一時の通り雨も
包み込む雲の土産
悠々と渡り
一面を覆い尽くす
閃いたように
朱が顔を出せば
混沌に似た
入り交じる陽光
どこか魅力的だ
暫し佇んで
沈みゆく太陽を思い
気が付けば魅せられて
...
一時の通り雨も
包み込む雲の土産
悠々と渡り
一面を覆い尽くす
閃いたように
朱が顔を出せば
混沌に似た
入り交じる陽光
どこか魅力的だ
暫し佇んで
沈みゆく太陽を思い
気が付けば魅せられて
...
朝のお空に
どんより雲さん
天気予報は雨マーク
真昼を迎える少し前
やっぱりぱらぱら降り出した
うっすら暗く
肌寒く
木立も早めのご就寝
日暮れの時刻を迎える前に
夜の気配が招かれる
レンガ模様の壁紙見たら
「ここはお化け屋敷だよ」
そうか成程それならと
暗幕閉めて電気を消すと
「お化けだぞー!」と
すっかりその気
見慣れたお部屋の数々に
見立ての記憶のひと欠片
それは魔法の泉のように
子どもの思いが溢...
煌々と
照らすは電気
慣れた眩しさ
乾いた空気
一歩出て
夜道の灯り
街の電灯
眩いばかり
通りを外れた
田舎の道の
空いっぱいの
瞬きは
見る者全て
包み込む
広い懐
和み...
冷気と共に
目を覚ます
曇った空の
運んだ風の
招く季節に
気がついて
道行く人の
上着の袖に
お店に並ぶ
炬燵を前に
ふと佇んで
刻を感じる