本当の事を
知るのが恐い
だからわたしは
海に来ていた
今
波を見ている
そしてささやくような
波音を聞いている
愛している
愛していない
波にそっと
たずねて見た
打ち寄せる波
愛している
引いていく波
愛していない
そう
結論の出ないもどかしさより
結論の出ないことへの安心感を...
本当の事を
知るのが恐い
だからわたしは
海に来ていた
今
波を見ている
そしてささやくような
波音を聞いている
愛している
愛していない
波にそっと
たずねて見た
打ち寄せる波
愛している
引いていく波
愛していない
そう
結論の出ないもどかしさより
結論の出ないことへの安心感を...
今日も
おいてきぼり
いつもいつも
おいてきぼり
ここでこのまま留まるか
あなたを追いかけて飛び出すか
窓の外は雨
傘をさすのがめんどくさい
窓ガラスに貼ったお日様のシールが
こっちを見て笑っている
その笑いって皮肉なの
なんて独りでつぶやく
コイツってお日様を指で叩く
痛かったゴメン
...
「寒いのかな
日差しは当たっているのに
外の見えない冷たさも
いっしょに入ってくるのかな」
「そう暖かい日差しよりも
今日は外の冷たさを感じてしまう
でも大丈夫
あなたの暖かさが
心の芯には届いているよ
だから寒くなんかない
寒くなんかないよ」
冷たさが春を目覚めさせる
冷たさが春を...
子供の頃に遊んだ記憶
遠い夢の中での記憶
暑い日差しに
草の匂い
笑い声やら
泣き声が聞こえる
ブランコが見える
高く高く誰かがこいでいる
高く高くもっと高く
空へ向かってもっと高く
月日が経った
そこには誰もいない
冬の日差しこそあれ
草は枯れ声もない
そこには止まったまま動かない...
こんなこと
言っていいのかな
ドーナツのあなから君を見ていたら
好きになっちゃたんだ
フレンチクルーラーもさ
君をかわいいって言うんだ
そうだよね
やっぱそうだよね
エンゼルクリームにはあなが無いんだ
でも彼は彼なりに君を見ていて
フーンいいじゃんって
言っていたよ
あと一口コーヒーを飲...