～狐課～
晃「大丈夫かな？実ちゃん？」
努「何だって、厳しかったですからね～あの修行は・・・」
玲「法術の応用は、畑中なら平気だと思って彼女を信じておくのが良いと思うッスよ」
光「畑中に対するよけいな心配より、自分らの給料の心配しな」（怒り）
彼等のやりとりは、無視し解いて　実の方はと言うと
～寝室～
実は、寝かされていた。２匹は看病していた
あの本（詳しくは５１で）の表紙を開いて晃が言葉を発したらあの本の世界に吸い込まれ
その世界の大空から３匹の名探偵の前で落ちてきたからである。
ミ「ねぇねぇ、早く起きてよ～」
小さな三毛仔猫　ミーは実の頬を叩きながら看病していたら
実「・・・ここはどこ？」（自分の体を触って）「あれ、包帯されてある・・」
ミ「あ、起きたよ～。狐課の新人が」
実「え、何故それを知ってるの？」
ク「毎年この時期になるとここに狐課の新人がやってくるからだ。お前みたいな服装をした人達がな」
と、ミーの変わりに、体中を傷だらけの黒猫　クーが事情を説明していたら、
ハ「依頼が来たぞ」
口に布を巻いてる白猫　ハクが一通の手紙を持って寝室に入って来た。
ミ「依頼～？どんな？」
ハ「古びた屋敷の調査・・だ」（小声で）
ク「何て言った？今」
ハ「だから、古びた屋敷の調査だ。変な物が現れるらしいから、ぜひ、してくれと」
ミーとクー「なら、却下だ！金にならねぇから」
実は、起きあがってハクの近くに駆け寄って依頼文を見てこういった。
実「なお、引き受けて解決してくれたら。１０万円お礼に差し上げましょうだって」
実の言葉に、ミーはきゅうりを、クーは風船ガムを持って出かける用意をした。
ク「ハク、ミー、狐課！！早く現場に行くぞ！」
実「実です！黒猫さん」（って、何で私も？）
実は、３匹の仕事を共にする事になった。
でも、玲治達が言う修行の一環なのかな？
それは、続きで！