俺は、ランタンを持った化け物によって木製の小舟に乗せられて　降りて険しい山道を登らされて・・・
約１０分ぐらいでアジト・・いや、大きな子供部屋と言うべきだろうな
だって、中に入ると大きなおもちゃが置かれていて　奥にはたくさんのクッションに囲まれて白熊３匹分ぐらいの大きさをした大きな化け物・・いや、大ばけ様が寝ていたからだ。
＊「大ばけ様、大ばけ様！お起き下さい、お会いしたいと言っていた悟様がお見えですぞ」
大ばけ様は、眠い目をこすりながら起きてきた。
お「ん～ご苦労様。じゃあ、下がっといて、ランタン」
ランタンを持った化け物は、命令通りに下がったから１匹と・・１体（？）になった。
悟「・・・それで、何で俺をここに連れてきたんだ？」
お「それは、僕の願い事を７つ叶えてくれたらいいよ♪」
悟「あっそ。それで・・最初の願い事って何だ？」
お「触らせて～。」
とっくに俺の頭を冷たい手で撫でてるくせに・・・でも、後６つも叶えてくれなければならない
面倒くさいと思っている俺をよそに大ばけ様は嬉しそうだった。
＊「大ばけ様、おやつの時間ですのでお供えしていたお団子とホットミルクをお持ちしました。」
お「ありがとう♪～じゃあ、これらを半分こして・・よし、僕より早く食べられたら勝ちだよ♪」
つまり・・早食い競走したいらしい・・・
お「ランタン～審判してね～時間は３０分でいいから」
面倒見のいい誰か、俺の代わりに叶えてやって・・・

続く！