大ばけ様の性でサイボーグドッグからゴーストドッグと変化させられた俺は、
ランタン野郎と共にある町へやってきた。
＊「ここが、大ばけ様をまつって信仰している者達が集う町だ。」
ランタン野郎が案内したその町は、まさに紅葉やいちょうなどが植物や夕日がきれいに町の景色を彩っていた。
悟「・・・銀杏の臭いは勘弁してくれ～」
俺が、銀杏の臭いでギブアップしようかと思った時にお願いする人がいた。
一体、何をお願いするのだろうか？
Ａ「どうか、宝くじが当たります様に！」
俺は・・いや、俺達は・・・この願いに呆れた、呆然とした。これをどうやって叶えろと言うつもりだ？
＊「夜になったら、宝くじ売り場まで行くぞ。一応歴としたお願いだから。」
悟「忍び込みか？・・・だったら必要な情報を教えてもらわねぇとな。」
＊「宝くじが当たります様にと願ったな。ならば、くじの番号を申してみよ」
その人は、目を丸くした。そして、驚きのあまりに脅えながらも声をゆっくりと宝くじを見るながら話した。
Ａ「９４４７４２のＦ・・・です・・・」
そう言って、その人は逃げる様に帰っていった。
ランタン野郎に怒られたけど、ランタン野郎が言っていた通り、夜中に宝くじ広場へ行った。
～宝くじ売り場～
やっぱり、閉店されているだけに閑古鳥が鳴いていた。
はぁ、俺って犯罪者・・・いや、犯罪犬になるのか、忍び込んで当たりくじの管理を勝手に書き換えてしまう事になるから・・・

続く！